- 指導方針
学生の研究テーマは各自の興味を優先します。自ら行いたいテーマのある方は大歓迎です。但し、スタッフが有る程度の議論・助言・指導できるテーマに限ります。テーマが決まった後は、主体的な取り組みが要求されます。教わるだけでなく、自ら学び発信する能力(語学力を含む)を身につけていただきたいと思います。
- 学生に望むこと
当研究室のテーマは土壌圏に関わる総合的な学問です。物理学に近い基礎的素養のある方は歓迎ですが、(物理学がまだよく分からなくても)その他の素養を持つ方も歓迎です。また、様々な研究テーマに積極的に参加できる柔軟な発想を持つ方を期待しています。
当研究室では、実験的研究あるいは野外観測を中心とします。このため失敗を恐れず 粘り強く実験に挑戦できる方、忍耐力と集中力の有る方を希望します。毎日大学に来る心身ともに健康な方、やる気の有る方を望みます。過度な遊び人、なまけもの、バイトのしすぎの方は望みません。
- 現在、および過去の卒論テーマ
・廃資源の土壌への還元について
・凍結過程にある土中の水・溶質・熱移動の測定
・不凍水量の測定へのTDRの応用と問題点の把握
・初期含水比と不凍水量の関係(不純物による結晶粒界の発達)
・土壌の凍結面近傍の微生物の活動
・構造土(フロストボイル)の再現
・氷結晶粒の数・大きさに粒子が与える影響と不凍水量の関係
・透水による土壌中の細菌の移動
・凍結にともなう土壌中の微生物の位置と数量の変化
・関東ロームを用いた建設汚泥からのアルカリ成分溶出抑制について
・セメント系固化材添加の建設汚泥からのアルカリ成分溶出について
・TDR法を用いた土中水分量と電気伝導度の測定について
- ・吸引と凍結処理による汚染土壌の浄化[PDF]
- ・循環型土壌の構築・評価に関する研究-木質廃棄物、廃瓦の応用-[PDF]
- ・多孔質体中におけるハイドレート形成の塩濃度依存性[PDF]
・凍結しつつある多孔質体中の窒素化合物の移動について[PDF]
など
- 今後考えられるテーマ(上記の部分的継続の他)
・団粒構造に関する研究
・農地の土壌保全・有機物質分解の機能に関する土壌診断
・土壌の物理的機能に及ぼす土中生物の影響
・三重県に降る雪の調査:地球温暖化ガス濃度と雪の結晶の形
・霜柱に関する研究
・凍結・融解による土壌撹乱と粒子の破砕に関する研究
- ・重金属(鉛、カドミウム等)汚染土壌の浄化に関する研究
・木質資源の再利用とビオトープなどの土壌の物理性の改善
・シベリアや南極における永久凍土の融解過程とその不均一性に関する研究
など- 過去4年間の卒業生の進路状況
公務員4名・企業7名・大学院進学2名・その他1名(計14名)
- 使用可能な実験装置
各種土壌の物理性・化学性測定機器(TDR、pF測定器等)イオンクロマトグラフィー
表面張力測定器、蛍光顕微鏡
- 各種凍結関連機器、一方向凍結装置、低温実験室(常温〜-35℃)、恒温恒湿槽、他
大学院進学を考えている方は、本学部ホームページの入試案内情報にもご注意ください。