November 10-14, 2003
YAMAHA RESORT
NEMUNOSATO
Ise-Shima, JAPAN


MIEBIOFORUM 2003




English/Japanese

国際会議開催のご案内

主催責任者 三重大学生物資源学部 大宮 邦雄

会議名称:MIE BIOFORUM 2003

国際シンポジューム三重バイオフォーラム2003
Biotechnology of Lignocellulose Degradation and Biomass Utilization
「リグノセルロースの生分解とバイオマス利用に関するバイオテクノロジー」

目 的:
 太陽エネルギーを水と炭酸ガスで固定している草木は、地球上各地で微生物分解を受けて土壌を肥沃にし、あるいは反芻動物の肥育に役立っております。
しかしながら、濃厚飼料が優先して使用されている例に見られるように、草木の主成分である植物繊維は難分解性であるため、充分利用されているとは言えないのが現状です。加えて、都市ゴミのかなりの割合を占める使用済みの紙(古紙)を有効利用する方法の開発も望まれております。
そこで、「植物繊維等のバイオマスの微生物分解と利用に関するバイオテクノロジー」の最新の研究成果を一堂に集め情報交換することにより、この未利用資源の効率的な生分解法の確立とバイオマスの有効利用の道を開くとともに、環境浄化の一翼を担なわんとするものであります。

会議の概要: 
 植物繊維分解に関する研究分野をリードしている国際的スケールの研究者(25名)を招聘して招待講演を、さらに第一線で活躍している研究者を公募しポスター発表(約100題)を予定しております。
国際規模での研究交流を主眼とし、発表論文のすべてを集めて2003年度内に出版することも本事業の重要な目的であります。

期待される成果: 
1. リグノセルロースの有効利用を究極の目的としている研究分野のメンバーが、国籍や所属の壁を越えて意見交換をする事によって、バイオマス利用の研究の機会が増し、資源の循環使用の効率化が進み、環境浄化に貢献することになります。遺伝子工学や生化学や生態学等で得られているバイオテクノロジーの研究成果を畜産学や食品学や発酵工業等の応用分野で生かす機会を一層高めることが期待されます。

2. 一流の研究者が本企画に参加してくれますので、この分野での最新かつ最高の学問的価値を持つ論文の集大成をする事ができます。 また、著名な研究者と肩を並べて討論することにより、若手研究者に大きな夢と刺激を与えることができ、研究意欲の高揚につながると考えます。


日時:平成15年11月10日(月)〜11月14日(金)
会場:ヤマハリゾート 合歓の里(Nemunosato)
(〒517-0403三重県志摩郡浜島町大崎半島)
主催:三重大学

上記の招待講演の他、ポスターセッションを予定しています。
参加費:30,000円(但し、8月以降は40,000円)、学生15,000円(但し、8月以降は20,000円)
参加申し込み方法:メール、FAX、郵便およびウェブサイトでお申し込み下さい。

詳細は下記宛にお問い合わせください。
連絡先:〒514-8507 津市上浜町1515三重大学生物資源学部 大宮 邦雄
Tel:059-231-9622, 9621, Fax: 059-231-9622, 9621
E-mail:onishi@bio.mie-u.ac.jp
Web site: http://www.bio.mie-u.ac.jp/junkan/kohgaku/lab4/bioforum