JABEE改善システム

 JABEEシステムにおいて発生する様々な問題に対して,当該分野の第一人者(該当WG)が自律的に問題解決を図るシステムを 構築した.図解を用いて改善プロセスを明確にするとともに,改善活動を講座グループウェアで記録管理することにより,JABEE活動を可視化する.

 本改善システムでは,

1)問題発見プロセス,
2)検討票作成プロセス,
3)問題解決プロセス,
4)改善案承認プロセス,
5)新システム公開・実施プロセス,

の5つのプロセスを順に実施する.

 

問題発見プロセス
  学生の受講態度や,授業アンケート(毎時間)や学生による自己点検評価(毎月)から得られる学生の習熟度調査において,早期に問題を発見する.

 

検討表作成プロセス
  問題発見者は,検討票(グループウェア上)を作成して問題解決に当たる当該分野の第一人者(WG)を指名する.検討内容は,アドホック会議に掲載し,さらにメールにより全WGに案内することにより,問題を全員で共有する.

 

問題解決プロセス
  指名されたWG代表者は迅速に問題解決に当たり,JABEE対応委員会に改善案を提案する.


改善案承認プロセス
  JABEE対応委員会に提案された改善案を承認する.承認されない場合は,再び問題解決に当たるWGを指名する.

新システム公開・実施プロセス
  改善されたシステムを公開し,運用を開始する.

 

 

図解:自律回遊式JABEE改善システム

 

 

図解:活動記録システム