志望分野を考える高校生のみなさん,
所属研究室を考える学部生のみなさんへ,
砂防研究室スタッフからのイントロダクションです。


【更新情報】 研究室の活動、研究プロジェクト、学生就職状況、砂防研究室論文集更新(2013.12)


 −災害・荒廃による自然環境破壊の軽減と修復・回復をめざして−
 自然環境保全の一翼を担おう
  921集集大地震による九分二山の大崩壊上高地梓川と水辺林俯瞰梓川と水辺林焼岳山頂で集合!砂防キャンプ2002

 森林環境砂防学は,土と水の移動のメカニズムを理解することを土台に,森林に代表される自然環境を考え,
 自然環境の破壊防止と我々が生活する環境の保全を目指しています。具体的には,人間生活域における自然
  災害の軽減や自然環境の修復・回復を目指しています。


【1】自然環境の成り立ちと森林,そして自然災害とは?   

1.大切な自然とは何でしょう?
 自然が大切で保全すべき対象であることは,今では皆が知ることです。自然環境には,河川,渓流,湖沼があり,その周辺に森林が生育します。また,山地・山麓・丘陵地などの斜面に森林が存在し,このような自然の成立している区域を特にここでは陸域としています。陸域は,多くの場合さまざまな自然があり,水が支配しているという特徴があります。陸域の自然は裸地の状態もありますが,多くは森林におおわれて完成します。陸域の森林は,人間と生物(動物,植物など)相互に対し豊かな自然環境を提供し,同時に多様な自然を形成するベースとなります。そういう意味で森林は,陸域の自然の中では王様に位置します。
美杉演習林内の渓畔林 
2.自然災害と荒廃化はどうして起こるのでしょうか?
 上記のような自然は,人間活動の拡大に伴い,いとも簡単に壊されるようになりました。森林伐採など過度の利用や,山際まで進展した開発とともに,はげ山が出現することとなりました。古代ギリシャ文明などの初期文明のころにも,森が破壊されたために,古代都市と文明が滅亡してしまったといわれています。自然環境の破壊(災害と荒廃化)は,次のようにして起こると考えられています。


【2】問題はどこにあるのか?

 朝明川上流猫谷の荒廃921集集大地震による九九峰の裸地化921集集大地震による草嶺崩壊地
1.行き過ぎた人間活動による自然破壊や荒廃化
 山際まで無理な宅地造成をしたり,森の樹を殆ど全て切ってしまった結果,
山地から植物や土壌が失われ,はげ山と化した状況は,これまで多く見られました。
これは環境破壊の影響の大きさに気がつかなかった人間活動の結果といえます。

2.自然の猛威による自然環境破壊と災害
 自然環境の破壊が進行した場合,豪雨のときに崖崩れや洪水を引き起こします。
これが自然環境破壊現象で,人間との関わりによっては,自然災害となります。す
なわち,自然の猛威によって人間の活動基盤が破壊されたとき,恐ろしい自然災
害となります。


 

 

            















 
【3】解決したい現象は?

 陸域の自然環境は,人間生活を支えるとともにその状態が人間生活の安定性に直結します。自然の猛威による自然環境の破壊は,人間生活に影響を及ぼすことで災害へとつながります。ここでは,自然環境の破壊,中でも安全な生活に直結している災害について考えましょう。
(写真:1999年の台湾集集大地震は市街地のみならず山地にも大きな爪痕を残しました。これらの崩壊地は砂防対策で安全確保するとともに植生の修復が求められています)

1.自然災害とは何でしょうか
 災害は人間活動と自然の猛威との接点で起こります。自然の猛威によって人間や生物の生存とその環境をもっとも激しく破壊し,何らかの損失を伴うものが自然災害です。

2.どんな災害があるのでしょうか
 自然災害は素因・誘因・被害形態によりさまざまに分類されますが,
気象災害・地盤災害と呼ばれるものには次のようなものがあります。
 ・土砂災害(地すべり,山崩れ,土石流など)
 ・地震災害(家屋の倒壊,地盤の破壊など)
 ・水災害(洪水,高潮,流水・波の浸食など)

3.土砂災害の原因は何でしょうか
 以下のような原因と経過で発生します。
  大雨 → 山崩れ・斜面崩壊 → 土石流
  地震 → 山崩れや山体の脆弱化 → 土石流

921集集大地震による崩壊地空撮

土石流を捕捉する砂防ダム 
(写真:2002年藤原町で再発生した
土石流の堆積状況。砂防ダムがほ
ぼ満砂するほどの土砂が発生しまし
たが,上流には不安定土砂が今な
お残されています) 


【4】研究対象の実例は?

(a) 災害被害の軽減,荒廃化の防止
 地すべり・斜面崩壊や土石流がどのように発生するかがわかると,災害の軽減・防止を図ることができ,
結果的に自然環境破壊の防止と保全に役立ちます。

 三重県藤原町に2002年7月中規模の土石流が発生しましたが住民は無事でした。また,3年前の1999年8月,9月にも小規模な土石流が発生しましたが無事でした。流出した土石は,どちらも下流の集落の住宅を埋める土砂量がありましたが,無事埋まらずに済みました。どうして埋まらなかったのでしょうか。それは,砂防堰堤(ダム)が集落のすぐ上流に設置されていて,流出土砂を貯留できたからです。これらは幸運な事例だったといえるかもしれませんが,災害の実態を明らかにし,さらに原因とそのメカニズムを知ることができれば,災害をある程度予測したり,被害を軽減させることにつながります。ここに災害研究の重要性があります。
(写真:土石流により侵食が進行した上流部)

(b) 自然回復・修復と自然環境の保全
 災害や人間活動によって自然環境が破損した場合,全く同じ自然に戻すことが困難であってもそれに近い自然を回復させることは可能です。これが自然環境の保全です。いくつか例をあげましょう。第二次世界大戦前後,日本にははげ山が数多くあり,台風や豪雨の度に洪水が発生しました。ここに,植林と治山砂防によって森林が回復し,治水工事も整い,その成果として洪水が激減しました。

 現代の日本には,あちこちに急崖をなす採石場がありますが,採石跡地の緑化はどのように行えば良いでしょうか。はじめから乾燥地の緑化に強い樹種(ヤシャブシ,マツなど)を無理やり植えるのもひとつの方法ですが,やはり自然回復には時間がかかります。採石場は多くの場合,岩盤でかつ急傾斜の斜面となっています。ここを早く緑化して自然回復を行うことが大切です。それには,土を持ってきて,盛土をすることも可能ですが,斜面が急すぎれば盛土の土が落ちてしまいます。安定な斜面の角度をどのように設定すべきか,また自生植生を定着させるには地盤や土壌をどうすべきか。ここにも基礎的な研究の必要性があります。
(写真:朝明渓谷源流部の荒廃と植生回復)

土石流により拡大する荒廃
朝明川金山谷の崩壊地の変遷 
 


【5】実際に行う研究活動は?−災害の発生原因の解明−

1.現地調査をしよう
 地すべり・斜面崩壊や土石流はどのように発生しているのでしょうか。災害の影響も時代や社会状況の進行とともに変化します。まず山麓や渓流に出かけ,現場を調査しましょう。ここでは水文・地盤・植生の調査が主となります。さらに詳しく知りたい場合には,観測や実験が必要になります。

2.リモートセンシングで現地の状況がわかる
 航空写真や衛星写真の画像データを判読・解析することで,広い範囲の自然破壊や災害の状況,あるいは特定の区域の詳細な情報を得ることができます。この手法は危険で現地に近づけない災害発生直後の解析や,現場地表状態の過去から現在までの変遷を解析するのに有効です。画像処理・CADによる図化・GIS などの技術を用います。

3.発生メカニズムの解析をしよう
 発生の仕組みわかると災害の予測に役立てることができます。あらゆる災害は,素因としての自然環境になんらかの誘因が作用して発生に至ります。原因と結果との因果関係を明らかにすることが,メカニズムの解析です。現地で得られるデータ,実験やシミュレーションなどが主となります。

4.メカニズムはどう解析するの?
 陸域は,地盤・土壌・森林・大気・動物などの環境要素で構成されています。これらのうち,陸域を形成する地盤の構成,すなわち地形と地質を理解することがまず重要です。また,地盤の上層にあるの性質は,土壌形成や水循環機能に関係します。土壌に水分や養分が十分で無ければ植物は生長しませんし,その土層が安定でなければ表面侵食や斜面崩壊につながり,植生が安定して生育することは困難になります。
渓流測量調査

荒廃斜面調査

斜面安定解析プログラミング 


【6】社会への効果と活躍できる分野

 1.人間活動や社会への効果
 私達が住んでいる陸域での災害の防止や軽減は,国民の生命と財産を守ります。これは,快適で安全な人間活動や生活を保障することに役立っています。また,自然環境の修復や回復は,破壊された自然をもとの自然に近づける仕事で,自然環境の保全そのものです。

 環境破壊の防止や保全に取組むことは,社会への重要な貢献です。皆さんもその一翼を担ってみませんか?

 *三重大学生物資源学部 【入試案内】

2.将来活躍できる分野
 自然環境を保全したり,災害を軽減する分野は社会では複数の分野に存在しますが,基本となるのは地盤を扱うこと,すなわち治山砂防の知識です。さらに水理水文の知識や森林を管理する知識をもつことが実際の現場では求められています。環境保全の仕事は,都道府県庁の環境部や農林部森林課が担当します。三重県には環境森林部や河川砂防室があり,活躍の場があります。いわゆる土木部砂防課は直接防災や災害復旧の仕事を担当しています。市町村では環境保全を扱う課は様々ですが,環境課,農林課,土木課が該当します。国家公務員では,砂防職,林業職という職種が以前ありましたが,現在は,農学III(森林および自然環境)という分野にまとめられています。合格すると,農林水産省,国土交通省,環境省や関連する研究機関に勤務することができます。これらの公務員は,地域のニーズを法律や予算など様々な制約の下で,より良い自然環境と地域の安全・快適な生活環境を実現するための施策を計画立案し実行するという,大切で責任ある仕事を行います。

 環境の修復や回復の仕事の実際は,環境・緑化会社やコンサルタント会社が受注し実行します。意欲ある人は,現場の状況を総合的に判断し,適切な施工を行うことができるでしょう。

演習林ぬたの谷源頭部


演習林ぬたの谷の広葉樹林


朝明川渓畔林 


【7】研究員と学生メンバー

 1.メンバー
1.研究員
 リサーチフェロー稲葉 誠博(博士(農学))
           愛知県建設部都市整備課技師 

              特別研究学生(交換留学生) Descals Ferrando Adria

    (スペイン国バレンシア国立大学農産業・環境学部森林工学科6年生)

        森林荒廃地の修復による土壌回復実態と保水能力評価          
2.学生
 

M2 澤  徹 (大阪出身)  水系砂防・土砂動態

M1 高橋 理沙(岐阜出身) GISベースの崩壊地分析

B4
 川崎裕里(愛知出身)  ハード対策
   菊谷幸加(愛知出身)  崩壊
      
藤本凌平(三重県出身) 砂防施設
  田原口草太(三重出身) 崩壊メカニズム
  西澤啓司(三重出身) 水文
  原太一(愛知県出身)  土砂動態

B3  大山久美(愛知県出身)   

  小林龍太郎(愛知県出身)   

佐野泰志(静岡県出身)    

吉留慧(愛知県出身)    

渡邉暢(大阪府出身)     

    飯田晴花(大阪府出身)  地域防災、自衛、セミハード、soil-bioengineering、中山間地域、林業

   

 

 

201310月現在,15名の学生(1人はスペインからの交換留学生)が所属.部活動を続けている活発な学生が多い研究室です。現在,女子学生が4人,野外での調査研究が多く,分属したての3年生は先輩の調査研究の手伝いをしながら広く学びます

2.砂防研究室での活動
  院生は修士論文,4年生は卒業論文の研究をすすめ,3年生は先輩を手伝いながら砂防に関連する勉強をしています.3年生は研究室分属後,すぐに先生や先輩から声をかけられ研究を手伝う機会が多くあります。先輩・後輩が仲良くなりやすい環境です。

 研究室全員で集まることが多く,災害調査や何かのイベント,調査企画の後になると先生方も含め大勢での歓談となります。

他の研究室から立ち寄る学生も多く,気付くと憩いの場に…。

 野外での調査活動が多い砂防研究室です。災害多発時は,頻繁な調査があり,居室には砂防ヘルメット・長靴・作業グローブなど基本装備,測量機器などの基本装備を完備。調査地によっては毎週,山に分け入り沢を上り現地調査やデータ収集をしています。右写真:三重大学平倉演習林で継続している水文観測の雨量データ回収中。


研究室メンバー

カールさん

演習林宿舎の雨量観測 


【8】最近の研究活動,学生研究発表

●研究プロジェクト

?「渓床堆積物内の豪雨時のパイプ流変動解析に基づく土石流発生予測手法の提案」


研究助成制度:科学研究費助成事業
助成期間:平成2426年度
代表者: 山田 孝(三重大学大学院生物資源学研究科)
分担者:  土屋智 (静岡大学農学部) 
      権田豊(新潟大学農学部) 
      沼本晋也(三重大学大学院生物資源学研究科)


研究目的:

2011年の台風12号により,紀伊半島の中山間地では多数の土石流が発生し,甚大な土砂災害がもたらされた。土石流の多くは,渓流の渓床に堆積した土砂の再移動によって発生した。土砂の再移動現象には渓床堆積物中の地下水変動が重要な要因であり,その実態解明と土石流発生予測手法の構築が急務となっている。これまでの土石流発生現地観測成果をもとに,豪雨時の土石流発生源での渓床堆積物内のパイプ流(豪雨時に発生し,土石流発生につながる重要な水文現象)変動解析から土石流発生モデルを作成し,従来の降雨情報にパイプ流を主体とした地下水の水文情報(間隙水圧変化,パイプ流量変化,濁り,水温変化)を加えることによって高い精度の新しい土石流発生予測手法を提案する。



?「地域社会が水系砂防効果をより良く理解するための水系土砂動態履歴の解明と支川域からの土砂流出規模・頻度評価、双方向コミュニケーション型科学的説明手法の提案」

研究助成制度:国土交通省河川技術研究開発制度地域課題分野
助成期間:平成23〜25年度
代表者: 山田 孝(三重大学大学院生物資源学研究科)
ユ?メSホ?チFチ@ヨ?ム?ミ?ミM(ハ?ユフム¥ハwノ゙ラpミ?ユ?ノ?ハwユヤ)
      田中隆文(名古屋大学大学院生命農学研究科)

研究目的:

水系での砂防効果を地域社会に説明しにくい現況にある。その主な理由として、基本的な地域生活・生産活動情報となる水系土砂動態履歴、支川域からの土砂流出規模と頻度が明らかにされていないこと、それらの地域社会への効果的科学的説明手法が確立されていないことがあげられる。平成23〜25年度の3年間で、庄内川水系などでの水系土砂動態履歴を解明し、支川域からの土砂流出規模と頻度の評価を行い、地域住民に水系砂防効果を正しく理解させるためのフィールド教育と模型実験からなる行政・専門家と住民双方コミュニケーション型科学的説明手法を提案する。

●学生の学会発表

・第2回中部森林学会研究発表会

(20121013日,信州大学農学部 長野県上伊那郡南箕輪村)

〇北野巧真、沼本晋也 春日谷流域上流における豪雨後の土砂収支と流域特性

〇高橋理沙、山田孝 平成16年台風21号および成23年台風12号における降雨パターンと斜面崩壊の実態調査

〇山田真悟、山田孝 三重県いなべ市藤原岳西之貝戸川におけるパイプ孔の閉塞と渓床堆積物の不安定化 ‐2012619日台風4号の事例‐

・平成24年度砂防学会研究発表会

(201252325日,高知県立県民文化ホ−ル他,高知市)

〇佐藤博文,山田孝(2012):渓床堆積物中におけるパイプ流発生条件及び関連する水文現象,平成24年度砂防学会研究発表会概要集,406-407

〇澤徹,山田孝,木村正信,田中隆文(2012):庄内川流域における過去22年間の堰堤堆砂変化量実態からみた土砂生産・流出特性,平成24年度砂防学会研究発表会概要集,532-533

・第1回中部森林学会研究発表会
(2011年10月22日,石川県地場産業振興センター,金沢市)
〇中島悠介・沼本晋也・瀧谷 弦:2011年台風6号に伴う豪雨時の平倉演習林内渓流における出水
〇佐藤博文・山田 孝:三重県藤原岳西之貝戸川での渓床堆積物中のパイプ流の発生限界と関連水文現象


・第59回日本森林学会中部支部大会
(2010年10月16日,三重大学生物資源学部)
〇宅見唯明・林拙郎・山田孝・沼本晋也:岩手・宮城内陸地震における崩壊面積率と斜面傾斜・地質との関係
〇花田浩一・平山賢次・堀内望・山田孝・沼本晋也:渓床堆積物中におけるパイプ流の発生・非発生条件

・平成23年度砂防学会研究発表会
(2011年5月18〜19日,神奈川県民ホ−ル,横浜市)
〇花田浩一・堀内望・山田孝:渓床堆積物中におけるパイプ流の発生・非発生条件及び流出特性,平成23年度砂防学会研究発表会概要集,402-403.
〇半田理恵・山田孝:土石流後続流域における家屋の被災特性,平成23年度砂防学会研究発表会概要集,558-559.

 
       宮城県石巻市宮城県石巻市  



【9】研究室の活動

2013年度活動

●第5回いなべ市民感謝祭にて砂防施設の効果についての実験デモを実施

20131020日に開催された第5回いなべ市民感謝祭(場所:三重県いなべ市大安公民館)にて,教員の山田孝と博士前期の澤徹が土砂害減災啓発活動を実施しました。山地流域模型教材を使って、三重県いなべ市の藤原岳小滝川での土石流対策の施設効果をイメ−ジできるよう、?無施設の場合、?砂防堰堤+流路工の場合、?砂防堰堤と遊砂地と流路工を施工した場合、?遊砂地での除石をせずに土石流がきた場合、といったケ−スで実験デモを実施しました。


●米国ワシントン州セントヘレンズ火山,レーニエ火山での現地調査

2013915日〜20日に、米国ワシントン州のセントヘレンズ火山とレ−ニエ火山において、教員の山田孝と沼本晋也、博士前期の澤徹、高橋理沙の4名が現地調査を実施しました。

セントヘレンズ火山噴火約30年後の岩屑流や火砕流、ブラスト、泥流流下氾濫区域での侵食による土砂流出と植生回復状況、米国陸軍工兵隊によって1986年〜1989年にかけて施工された大規模な砂防堰堤での土砂堆積状況、減災のための科学教育プログラムとして積極的に実施されているビジタ−センタ−や野外での展示と模型による解説内容、米国内務省Forest Serviceのレンジャ−による見学者への説明内容などについて調べました。また、レーニエ火山では、2006年の大規模な土砂流出後の河床地形などについて調査しました。

   


? 平成25年度オープンキャンパスでの研究室紹介と土石流実験の解説

2013年8月7日に開催された三重大学オ-プンキャンパスにおいて研究室を一般に開放し,高校生やその保護者 などを対象に,大学院博士前期課程の学生が当研究室の研究活動をわかりやすく解説しました。また,実験室に おいても,研究室4年の学生が中心となり,流域水理模型教材を用いて土石流などの土砂移動現象の発生・流下・ 氾濫・堆積プロセスや各種砂防堰堤の効果と機能の限界などについて解説しました

●浅間山で発生した過去の大規模土砂移動現象についての現地ワ-クショップに参加

2013年7月3031日の2日間にわたって浅間山で開催された現地ワ-クショップに,教員の山田孝と修士2年生の澤徹が参加しました。浅間山での代表的な噴火イベントのひとつとして,1783年の天明噴火があげられます。その時に北麓斜面で発生した鎌原火砕流,吾妻火砕流,泥流などの土砂移動現象の実態やメカニズム,土砂災害実態などについて,過去に,砂防学や火山学,土砂水理学などの視点から様々な調査研究がなされてきました。しかしながら,天明泥流の発生メカニズムやその発達メカニズム,南麓斜面での過去の大規模崩壊や河道閉塞現象,土砂災害の実態などいまだに未解明な事項も多いのが実情です。ワ-クショップでは,これまでに浅間山の土砂移動現象に関する調査研究を精力的に進めてこられた井上公夫氏(一財)砂防フロンティア整備推進機構,小菅尉多氏(国土防災株式会社),山下伸太郎氏(()地圏総合コンサルタント))らとともに現地調査を行い,現在までに解明されたこととまだ解明されていないこと,今後の調査研究項目と方法などについて議論しました。

●宮川流域支川桧原谷川流域を大台町防災担当者,中日本航空株式会社の砂防専門家と共同調査

2013年7月23日に,2011年9月の台風12号によって大規模な崩壊・土砂流出・堆積が生じた宮川流域支川の桧原谷川流域を大台町防災担当者と中日本航空株式会社の砂防専門家、当研究室とで調査しました。桧原谷川中・上流域(勾配10度程度)には,膨大量の移動可能土砂が堆積しており,侵食があまり進んでいないことから今後の降雨による侵食⇒土砂流出⇒宮川本川への流入・河床上昇⇒宮川本川沿いでの洪水・土砂氾濫が懸念されます。中日本航空株式会社が昨年,実施したレ--プロファイラ計測結果をもとに、現地でこの移動可能土砂量を試算したところ,約100m3にも及ぶことが推察されました。今後とも,中・上流域での移動可能土砂の侵食やそれによる河床変動,本川での河床・水位などの監視・計測を続けていくことの必要性を確認しました。

●第5回土砂害減災教育ワ−クシッョプへの参加

2013413()14()にかけて、弘前大学で開催された第5回土砂害減災教育ワ−クシッョプ(主催:弘前大学農学生命科学部 檜垣大助教授)に教員の山田孝と修士1年の高橋理沙が参加し,「土砂災害に対する住民自衛手法構築に係る調査研究トピックス」と題した発表を行いました。弘前大学農学生命科学部,教育学部、岩手大学、三重大学、名古屋大学、NPO法人砂防広報センタ−,株式会社防災地理調査,有限会社太田ジオリサ−チの専門家や学生が参加し、初日は、土砂害減災教育の事例や教材開発,教育効果評価、効果的な教育や自助・共助支援のための調査研究などについて議論しました。2日目は、牧田肇氏(弘前大学名誉教授・白神マタギ舎ガイド),檜垣大助教授,畑山桃葉氏(弘前大学大学院)のガイドのもと白神山地の高密度な地すべりと融雪期の地すべり地での侵食・土砂流出、森林植生について見学しました。
土砂害減災ワークショップ

2012年度活動


伊勢神宮林の砂防事業見学

 3
8()に、木村政生氏(元神宮司庁営林部長),村瀬昌之氏(神宮司庁営林部事業課長)をはじめとする多くの神宮司庁の方々から,宮川水系五十鈴川流域での洪水・土砂災害、治山・砂防による荒廃地修復の歴史を教えていただきました。神宮林では,景観に配慮した護岸工や砂防堰堤などを見学しました
 

宮川支川持山谷川流域、中日本航空株式会社の砂防専門家と共同踏査


 宮川支川の持山谷川流域では、20119月の台風12号によって大規模崩壊、土石流が発生し、大量の移動可能土砂と流木が堆積しました。現在、当研究室と中日本航空株式会社は、台風12号以降の土砂流出、支川・本川での河床変動実態を把握するためのモニタリングを共同研究として実施しています。

2012910日に、台風12号から1年後の河床変動実態などを、201111月の砂防学会調査団踏査時の地上写真、中日本航空株式会社が20125月に測量したLPデータなどをもとに、調査しました(山田、沼本、高橋、川崎)。幸い、 今回の調査時点に至るまでには、大きな降雨を経験していないので、ダイナミックな地形変化は認められず、中流・上流域での数1000m3の土砂移動にとどまっていることがわかりました。しかしながら、今後の大きな降雨によっては、大規模な土砂流出が発生する危険もあることから、今後とも継続してモニタリングを続けていく予定です。(写真1.2)

中南米セントビ−セント国政府職員、JICA研修生として受け入れ


2012828日〜1118日の間,セントビ−セント国農林省のMr. Winston Carl Phillips(Seismic Technician/ La Soufriere Monitoring Unit,Ministry of Agriculture)を平成24年度JICA集団研修「火山学・総合土砂災害対策」の研修生として受け入れています。火山砂防分野でのアウトリ−チによる地域住民への教育手法について研究を進める予定です。

51()日本地すべり学会研究発表会に研究室学生参加

2012826日〜31日に札幌市で開催された地すべり学会に、宅見唯明、高橋理沙、菊谷幸加が参加しました。

20127月の北九州豪雨災害調査

 20127月の北九州豪雨災害によって、熊本県阿蘇市、南阿蘇村で発生した斜面崩壊、土石流、家屋被害の実態を教員の山田孝と半田理恵、山田真悟が2012816日〜19日にかけて調査しました。土石流の規模、氾濫・堆積区域での家屋被災程度の三次元分布を明らかにしました。(写真3.4)

平成24年度奥飛騨 砂防・土木技術者研修会参加

201277日〜9日にかけて実施された奥飛騨 砂防・土木技術者研修会(NPO法人 山の自然文化研究センタ−、社団法人砂防学会、京都大学防災研究所附属流域災害研究センタ− 穂高砂防観測所 主催)に、高橋理沙、山田真悟が参加しました。ヒル谷などでの土砂生産場や流砂観測施設などを見学するとともに、多くの第一線の砂防・土木技術者と意見交換を行いました。



韓国ソウル特別市の2011年土砂災害被災地「牛眠山」砂防復旧実態調査


 20117月に韓国ソウル特別市で発生した土砂災害の被災地である牛眠山での砂防復旧実態を201277日〜9日にかけて、教員の山田孝と岐阜大学応用生物学部の木村正信教授、澤徹が調査しました。
 現地では、韓国砂協会の金錫宇氏に案内いただくなど、多大な御支援を頂きました。今後、同程度の規模の土砂移動現象が発生した場合は、復旧によって施工された砂防堰堤では全量捕捉できないと想定されること、下流への氾濫(特に国道)を前提とした新たな治山砂防対策を検討していく必要があると感じました。(写真5.6)

 

平成24年度()砂防学会に研究室学生参加・発表

 

 2012523日〜25日に高知市で開催された砂防学会に、半田理恵、澤徹、北野巧真、高橋理沙、山田真悟、が参加しました。澤徹、佐藤博文(公務のため不参加)は卒業論文の成果をポスタ−セッションで発表しました。

 

4回土砂害減災教育ワ−クシッョプの開催

 

201248()に、第1(平成203(札幌))、第2(平成2012(広島))、第3(平成2112(盛岡))に続く第4回のワ−クショップを、三重大学大学院生物資源学研究科にて教員の山田孝が開催しました。
 弘前大学、岩手県立大学、静岡大学、名古屋大学、三重大学、国土交通省国土技術政策総合研究所、NPO法人 砂防広報センタ−、()荒谷建設コンサルタント、株式会社防災地理調査の専門家、学生が参加しました。
 土砂害減災教育に係るこれまでの調査・研究成果や最近の教育事例をレビュ−し、今後の調査・研究課題、土砂害減災教育のありかた、減災教育の具体的なメニュ−と手法などについて議論しました。



 

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写真1 持山谷
 

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写真2 持山谷


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写真3 北九州豪雨災害調査

北九州2
写真4 北九州豪雨災害調査

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写真5 「牛眠山」砂防復旧実態調査

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写真6 「牛眠山」砂防復旧実態調査
 
2011年度活動

 
インドネシア国メラピ火山噴火による泥流、火砕流発生実態、砂防施設の損傷実態、家屋被害実態調査

 201238日〜15日に、インドネシア国のメラピ火山(ジョクジャカル特別州)において、2010
噴火後の泥流発生実態、砂防施設の損傷実態、火砕流による家屋被害実態を、教員の山田孝、佐藤博文、中島悠介が調査しました。
 現地では、インドネシア公共事業省メラピ火山砂防プロジェクトの溝口昌晴氏(八千代エンジニヤリング株式会社)、インドネシア公共事業省研究開発庁砂防実験所のUntun Budi Santosa所長らに大変お世話になりました。
 メラピ火山ゲンド−ル・オパ川上流域での2010年火砕流堆積地河川争奪実態、プティ川などでの大規模な河床変動による砂防施設の基礎洗掘などによる施設損壊実態、クニン川上流域での火砕流熱風部による家屋被災形態などを調査しました。(写真?,?,?B)


●三重県大台町,三重県県土整備部との宮川流域土砂災害警戒避難共同調査

2011年9月の台風12号により、三重県大台町宮川流域の支川域では大規模崩壊、土石流などが発生しました。それらにより、宮川本川河道に大量の土砂が流入し、河床が急激に上昇して河積が大幅に減少しました。現在、次期出水などによる支川域から本川河道へのさらなる土砂流入、本川河道沿いなどでの洪水の越流による災害が懸念されています。当研究室では、2011年12月26日,2012年2月6日,3月1日に三重県県土整備部河川・砂防室と大台町と共同して、本川河道沿いや土砂災害危険区域での住民の警戒避難手法について現地調査を実施しました。

●岩手大学農学部の井良沢道也先生の研究室訪問

 
2012223日に岩手大学農学部の井良沢道也先生の研究室を教員の山田孝と高橋理沙、山田真悟が訪問しました。井良沢先生の研究室の学生も交えて、科学的な土砂害減災教育手法についての議論を行いました。

●愛知県小牧市での治山事業見学

2012221日に愛知県小牧市の治山事業を見学しました。2000年の東海豪雨により発生した崩壊地がその後の治山事業によって効果的に植生回復している実態を調査しました。現地では、愛知県農林水産部農林基盤担当局森林保全課長の岡山厚志氏をはじめとする職員の方々に大変お世話になりました。

●2012年1月17日砂防学会特別シンポジウム(海溝型地震による土砂災害を考える)

 平成24年1月17日に東京大学にて開催された砂防学会特別シンポジウム「海溝型地震による土砂災害を考える」にM2の宅見が参加しました。会場には多くの識者の方が集まり、過去地震による崩壊事例の整理の必要性、東北地方太平洋沖地震の土砂災害事例の報告、内陸型地震と海溝型地震の地震波形の違いなどの論点で活発な議論が交わされていました。(宅見)

●インドネシア国JICA研修生ノビサさん研修研究結果の概要

 2011年9月26日〜12月13日の間,インドネシア国公共事業省のNovizar Adiyansyah氏(Head of Program and Budget Sub-section, Serayu Opak River Basin Territory, Directorate General of Water Resources, Ministry of Public Works)が平成23年度JICA集団研修「火山学・総合土砂災害対策」の研修生として、当研究室に滞在しました。インドネシアでは噴火に起因した土砂災害が頻発しています。
 例えば世界的に最も活発な火山の一つであるメラピ火山は2010年にも噴火し、火砕流によって大量の土砂が生産され,山麓を流れる河川の河床が大きく上昇しました。その後の降雨により火砕流堆積物などが侵食されて泥流が頻発し,集落や道路,橋梁などのインフラ,農地などに壊滅的な被害を与えています。約80基に及ぶ砂防施設が泥流によって損傷するなど防災施設の被害も国家的な問題として深刻化しつつあります。Novizar氏はそのような背景をもとに,火砕流発生による河床上昇後の降雨による急激な河床低下・泥流発生機構に関する水理模型実験を実施しました。

●田上山砂防見学

 学部授業の実地見学で,2011年12月6日に国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所管内の滋賀県田上山(たなかみやま)に実地見学に行ってきました.
 田上山の歴史や砂防事業の施策について,施設を見学したり職員の方からお話を聞いたりしました.砂防事業も進みもうすぐ管轄が国から県に移りますが,そういう土地が増えて安全な生活に繋がるといいと思います.(高橋)

●白山砂防見学

 2011年10月の中部森林学会(金沢)の帰路,白山砂防科学館,市ノ瀬ビジターセンター,百万貫岩,別当出会(甚之助地すべり)等を見学しました。

●台風12号(T1112)による災害調査

 2011年9月の台風12号で大きな被害が生じた紀伊半島三重県側を中心に被災状況・土砂状況を調査しました。
 調査地は,和歌山県那智勝浦町,三重県紀宝町高岡・浅里,津市美杉町石名原,大台町宮川流域(東又谷,持山谷)など。斜面崩壊状況と土砂流出・堆積状況,被災家屋の調査,砂防・治山堰堤による土砂堆積,堰堤の被害状況などを調査しました。
*砂防研究室では随時調査を継続する予定です。

●3.11東北地方太平洋沖地震の現地調査

 7月16日〜18日,東北地方太平洋沖地震の被災地である塩竃・松島・鳴子・気仙沼・陸前高田・石巻・仙台市内を現地調査しました。
 地盤災害や斜面災害の被害もありましたが,この地震では津波被害が甚大であり,沿岸部の復興は相当の時間がかかりそうだと感じました。


●キャンプ砂防2011

 キャンプ砂防では全国の国土交通省所管の砂防関係事務所を訪れ,他大学の学生と交流しつつ砂防について学びます。
 2011年度は,天竜川上流河川事務所,立山砂防事務所,大隈河川国道事務所,神通川砂防事務所が主催するキャンプ砂防に三重大学から4人の学部生が参加しました。


●オープンキャンパスでの土石流実験

 多くの高校生が訪れるオープンキャンパスで,研究室活動を紹介するパネルや映像を展示したり,実験室の模型水路を利用して土石流実験と解説を行いました。

●2011年7月に韓国ソウル特別市,春川市で発生した土砂災害調査

 2011年11月19日(土)〜2011年11月23日(水)まで韓国の特別市,春川市に2011年7月に起こった土砂災害の被災地を見に行きました。現地では、江原大学校山林環境科大学山林資源学科の全槿雨教授、同大学研究員の金 錫宇博士、韓国砂防協会の金錫宇博士に御案内いただくなど御支援いただきました。
 
外国の土砂災害の現場に行くことが初めてだったのでとても貴重な経験ができました。また,現地の大学に訪問して外国の人々とも交流でき,とても有意義な時間でした。(澤)

三重県いなべ市の「江戸堤」の現地調査

2011620日に、三重県いなべ市篠立地区で江戸時代に施工された「江戸堤」(土石流導流工) を、いなべ市の城ヶ崎正人副市長をはじめとする市の担当者の方々とともに共同調査しました。
 行政との連携とともに、住民らの自衛対策の重要性を認識することができました。


平成23年度()砂防学会に研究室学生参加・発表
 
2012518日〜19日に横浜市で開催された砂防学会に、半田理恵が参加しました。半田理恵、花田浩一(公務のため不参加)は卒業論文の成果をポスタ−セッションで発表しました。


 

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    写真?インドネシア


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    写真?インドネシア


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    写真?インドネシア


宮城県沿岸の津波被害地


河床上昇後の急激な侵食についての実験


美杉町石名原の土石流


美杉町石名原の土石流


牛眠山斜面


宮川本川の河床上昇(2011年12月26日撮影)








 


 



【10】研究室を訪れていただいた方々

●2012年度

20121026()

 国土交通省砂防部長の南哲行氏に、日本の砂防行政の実際と今後の展望,砂防のやりがいと面白さなどについてお聞かせいただきました。

20121130()

 アジア航測株式会社代表取締役社長の小川紀一朗氏に、世界最先端の測量技術、それらを駆使した砂防技術による調査手法の実際について、応用測量学の講義のなかでお聞かせいただきました。

2012126()

 国土交通省中部地方整備局河川部河川計画課課長補佐(砂防)の松下一樹氏より、国土交通省砂防関係職員による土砂災害緊急時対応の実際などについてお聞かせ頂きました。

●2011年度
 
 愛知県農林水産部森林保全課長 岡山厚志氏らより,愛知県の森林行政の現状と今後の課題などについて紹介して頂きました。

日本工営株式会社名古屋支店長 石橋晃睦氏,同技術部流域防災グル−プ河川・砂防チ−ム課長 池島 剛氏,技術部6課(斜面・防災・砂防部門)主任 野田 聡氏より,コンサルタンツの仕事の魅力とやりがいなどをお聞かせ頂きました。

国土交通省中部地方整備局河川部課長補佐(砂防)松下一樹氏より国土交通省砂防の職務紹介を頂き,課題や魅力を聞かせて頂きました。

三重県県土整備部河川・砂防室副参事 綱川浩章氏より,県下で台風12号災害発生時に県庁としてどのような災害対応が進行していたか,国や地元との調整など,緊張が続いた現場についてお話頂きました。

 
   



【11】砂防研究室進路(2009,2010,2011,2012年度)

●公務員

三重県(2)、愛知県(2)、静岡県(1)、山梨県(1)、四日市市(1)

※都道府県は、いずれも林学職、市は土木職


●治山・砂防専門領域の民間コンサルタント

八千代エンジニヤリング株式会社(1)

日本工営株式会社(1)

国際航業株式会社(1)

株式会社中部森林技術コンサルタンツ(1)


●大学院進学
三重大学大学院生物資源学研究科  4名(20102011,2012)
名古屋大学生命農学研究科 1(2009)

砂防系技術職だけでなく,総合商社,保険業,冠婚葬祭業など多様な職種への就職もあります。



【12】砂防研究室論文
  
 昭和15年度〜平成23年度  砂防研究室卒論リスト(PDF,514KB)

          

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Last Update: Dec. 2013
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Directed by Yamada, T., Numamoto, S. and Handa, R. Watanabe I.