TOP 三重大学 生物資源学部 旧共生環境学科
教 授 鈴木 直之 Naoyuki Suzuki suzuki@bio.
 *H26年4月より教養教育機構所属,学部・大学院授業,大学院研究を担当
助 教 内迫 貴幸 Takayuki Uchisako uchisako@bio.
末尾にmie-u.ac.jp を続けて下さい
研究目標

 自然のサイクルに組み込まれ、人間の健康維持に優れた居住環境を形成する材料である木質資源を、特徴を生かしつつ各種の工学的変換を加えることにより、構造材料や屋内外の環境形成素材として利用するための理論と技術について教育・研究を行う。

研究内容

1. 木材は生物としての固有の特性と複雑さがあり、これを利用するには工学的手法に加えて、生物体についての深い知識が要求される。現在、国産材の長所を引き出すために新しい手法を用いて材質、乾燥についての研究を行っている。

2. 木材は生物材料であると共に異方性材料であるため、力学的性質は他材料に比べると複雑である。現在、実験と解析の両面から、木材および木質材料の破壊特性の解明を目指している。

3. 木材を高分子や化学薬品等で処理して作られる木質新素材には、木材にない機能を付与することができる。現在主に構造用の木質材料の力学的研究を進めている。また、木材の有効利用のための新素材の製造についても手掛けている。

4. 木造建築は様々な誤解を受け、我が国では長い間レベルの低いものと見なされてきた。しかし、木造空間が、心身の豊かさを形成し、潤いを与えることが、科学的に実証され、未来の資源として木材が見直され木造建築は重要な位置を占めることが予想される。現在、木質構造の接合および構造体の強度特性についての研究を実験と解析の両面から行っている。

卒業論文のテーマ 研究分野関連科目 就職関連

教員からのメッセージ

 
化石資源が枯渇する21世紀には、木材は今以上に重要な資源となると考えられています。森林資源の有効利用がさらに進んで、木材の使い方は現在とは大きく変わって、リサイクルまでも考慮した合理的なものとなるでしょう。一方、木材は人間の心身に安らぎを与えることのできる材料です。このように機能と情緒を兼ね備えた木材が好きな人、その物性研究、木質新素材の開発や、リサイクルの研究、また新しい構造形式の木造建築に興味のある人を歓迎します。


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