立花研究室(地球環境気候学教育研究分野)
Climate and Ecosystems Dynamics Division
生物資源学部 共生環境学科 自然環境システム学講座


教授 立花義裕 Yoshihiro Tachibana (tachi@bio.mie-u.ac.j) (※ アドレスの右部は「j」ではなく「jp」です。スパム防止のため、このような記述になった事ご理解下さい。)

シンポジウム「2011年・大災害に立ち向かった科学者達と大災害を振り返る」 のお知らせ
日時2012年2月11日(土),14:00〜18:00 ホテルグリーンパーク津 詳細はこちらをクリック


〇 気象に関するテレコネクション等の各種インデックス等のグラフや図 (研究室独自で作成:ほぼ毎日更新)

過去半年間と過去一年間のWPindexの推移をグラフはこちらをクリック (ほぼ毎日更新) なお、WP パターンは、日本の冬季の雪や寒さと関係がある。

〇 気象に興味を持つ高校生へのメッセージ

気象学が本格的に学べる講座が「学部」に完備されている大学は少数です。
ここ東海地域では , 「三重大学」だけにしか存在しません。
『大学でしたいこと』, それが気象や気候であるなら, 迷うことなく 『三重大学の自然環境システム学講座 』です 。
来たれ!気象や気候の不思議にワクワクする若者よ!
オープンキャンパスで配布した研究室案内パンフレットは(こちらをクリック)にあります。

〇 研究理念
[気候研究の重要性]
猛暑や冷夏、豪雪や暖冬、異常多雨や干ばつ、北極の海氷の減少、地球温暖化。
これら異常な気候がなぜ起こるのか?気候は、海洋・陸水・気象が融合した「複雑系」として変動するのである。地球の気候システムの長期変動の絡繰りや仕組みを理解し、それを基に、地球における気候システムの長期変動の予測制度向上に寄与することを目指して研究を行っている。われわれ人類の地球に対しての理解度を深めることにより、人類の文化度の向上に寄与することを究極の目標としている。美しき地球、不思議な地球、それらがどうしてそうなっているのか?それらの「さま」が「わかる」こと、それは地球人にとって最も重要なことの一つであろう。日本人は古来から和歌や俳句に気候の「さま」と人とを詠い詠み続けてきたことを思い出そう。

[気象と気候]
研究室では特に、気象学を主たるベースとして気候変動を理解することを中心課題として研究を行っている。気候とは、様々な気候サブシステムが複雑に絡み合った系の平均的な状態全てである。大気・海洋・陸水・植生・雪氷など全てが気候サブシステムである。それら全てを理解することが究極的目標である。
本研究室ではその中でも「大気」を中心として研究を行っている。なぜなら大気は気候変動を駆動する主役であり、人類が最も影響を受ける気候サブシステムの一つであるからである。ダイナミックに変動する大気は、海洋や陸水、植生、雪氷の変動を駆動し、逆に一方ではそれらから駆動され変動している。大気を気候の主役と考えた場合、気候変動とは日々の気象の積分値の長期変動であると考えることが出来よう。従って気象の長期の変動の仕組みを理解する主たる目標となる。

[研究目標]
地球規模での異常な気候が「なぜ?」 起こっているのか。この「なぜ?」に対する完全な答えを人類はまだ得ていない。それを気象学をベースとして解き明かすこと, それに挑んでいるのが我が地球環境気候学研究室である。

[地球の気候変動と日本や三重県の気候]
われわれは日本、そして三重県に生活の基盤を置いている。従って広い地球の中でも、とりわけ日本や三重県の気候の長期変動が気になるであろう。しかしながら、日本や三重県の気候は、日本や三重県の大気のみの変動で決定されているわけではない。思いもよらない気候サブシステムの変動の影響を受けているかもしれない。それは北極や南極の海氷かもしれないし、赤道の海洋かもしれないし、成層圏かもしれないし、アマゾンの森林かもしれないし、アフリカの砂漠かもしれない。気候はサブシステム同士が複雑に絡み合っている。従って、研究対象は日本や三重県などの身近な地域の気候変動研究はもちろんのこと、地球のありとあらゆるところの気象とそれに関連する気候系がその対象となる。グローバルな視座を常に持ちつつ、具体的な研究の主対象はグローバルからローカルまでの様々である。

研究業績(論文リスト) ここをクリック)


○ 講義メモ

下記、著作権を振りかざす気は特に無いです。しかし、その内容については 学生がなるべく、直感的に分かったような気になってもらうために、 数学的物理学的な正確さを犠牲にしてあります。 また、比喩的表現を多用しております。 ですので、私と面識のない第三者が利用される場合は、ご注意ください。 何かの損害が生じても責任は取れません。

以下の資料は、学部学生が学ぶ基礎物理学の中の「流体」分野で、学生が理解するのに苦戦しがちな基礎原理をピックアップして解説を工夫したppt等です。

講義資料1 (学部用流体力学入門編-2009年の講義版)
講義資料2 (流体力学の理解において必須のgrad P、の大きさと向きをベクトルのまま理解する方法

講義資料3 (流体力学の理解において必須のラグランジエ微分とオイラー微分の関係を理解する方法)

講義資料4(流体力学の理解において必須の移流項の理解の仕方)
講義資料5(流体力学の理解において必須の粘性力の理解の仕方)(改訂版:2011年6月)
講義資料6(流体力学の理解において必須のガウスの定理の理解の仕方)
講義資料7(流体力学の理解において必須のストークスの定理の理解の仕方)
講義資料8(流体力学の理解において必須のベルヌーイの定理の理解の仕方
講義資料9(流体力学の理解において必須の流線関数と速度ポテンシャルの理解の仕方


以下の資料は、可能な限り数式を用いずに(つまり数学的知識が高校生レベルでも理解できるように工夫をこらして)解説した、気象学、気候力学の基礎の理解のためのPPT等です。

講義資料1(気候学の理解において必須の「温室効果」の正しい理解の仕方--ちまたのWeb Pageには、嘘だらけの間違った解説であふれているので注意)

講義資料2(気象学の理解において必須の「温位」の理解の仕方)
講義資料3(気象学の理解において必須の「温度風」を、「トルクバランス」を用いて力学の直感で理解する仕方)
講義資料4(気象学の理解において必須の「高低気圧の発達理論」を、物理の直感で理解する仕方、その1)(改訂版:2011年5月)
講義資料5(気象学の理解において必須の「高低気圧の発達理論」を、物理の直感で理解する仕方、その2)
講義資料6(気象学の理解において必須の「渦位保存則」を、物理の直感で理解する仕方)

講義資料7(気象学の理解において必須の「ロスビー波の西進」を、物理の直感で理解する仕方)
講義資料8(気象学の理解において必須の「高低気圧の発達理論」を、物理の直感で理解する仕方、その3)
講義資料9(気象学の理解において必須の「波と平均流の相互作用によるジェット気流の加速理論」を、物理の直感で理解する仕方

名城大学附属高校にてSSH講演の際に使用したppt
公開講座:地球異変を科学する第一回(2009年10月10日)の際に使用したpdfファイル (このファイルは11月第1週中に消去します)
公開講座:地球異変を科学する第二回(2009年10月17日)の松尾先生のpdfファイル (このファイルは11月第1週中に消去します)
公開講座:地球異変を科学する第三回(2009年10月24日)の際に使用したpdfファイル(立花分) (このファイルは11月第1週中に消去します)


備忘録的リンク