平成27年12月3日(木曜)午後、三重大学三翠ホール(小ホール)において、農業農村整備に関する学官連携協議会{三重大学生物資源学部(生物資源学研究科)の農業農村工学系グループおよび三重県農林水産部}による標記のシンポジウムが盛大に開催されました。
この技術シンポジウムは、平成12年から始まり、今年で15回目になります。農業農村整備事業に関わる技術者の技術力強化、技術の研究・開発、人材育成ならびに社会・地域貢献、などに寄与する目的で、毎年開催されてきました。 今回は、三重県庁技術職員、三重大学の学生・教員が一堂に会し、日頃取り組んできた諸課題の発表と活発な質疑応答が行われました。
発表者ならびに発表課題から、参加者投票による優秀賞が選ばれますが、今回は、最優秀賞に平成27年春に三重大学を卒業した伊藤果穂さん、優秀賞に平成10年卒の原貴子さんらが受賞されました。
三重県農業土木職員PR動画 東日本大震災復興パネル展示
三重県農林水産部福岡次長挨拶 ほぼ満員の会場の様子
三重県農林水産部農業基盤整備課平野課長挨拶 最優秀発表賞受賞者(伊藤果穂技師)挨拶
プログラム
1.開会・挨拶 ( 13:00 〜 13:15)
三重県 農林水産部 福岡 重栄 次長
2.発表プログラム ( 13:15〜 16:40 )
【第1部】 事例報告会 発表時間:各15分 13:15〜15:00
1 13:15〜13:30 農業土木業界で奮闘する女性職員からの報告
伊勢農林水産事務所農村計画課 松岡 知美 技師
2 13:30〜13:45 東北現地調査報告
農業基盤整備課国営調整水利班 時村 博司 主幹
3 13:45〜14:00 生態系保全施設〜その質向上を目指して〜
尾鷲農林水産事務所基盤整備課 角前 慎介 主査
4 14:00〜14:15 「MieMu食と緑の体験会」プロジェクト活動報告について 〜親子で三重の自 然や農林水産業の魅力を発見しよう〜
松阪農林事務所基盤整備1課 山本 晃之 主査
5 14:15〜14:30 ゼロメートル地帯における排水機場の水管理体制について
桑名農林水産事務所基盤整備2課 山田 恭平 技師
6 14:30〜14:45 中山間地域総合整備事業 紀宝中部地区 営農飲雑用水施設利用度向上取組
熊野農林事務所基盤整備課 水谷 秀晃 技師
休 憩 15分
【第2部】 技術報告会 発表時間:各20分(報告15分+質疑5分) 15:00〜16:40
7 15:00〜15:20 路上路盤再生工法について
伊賀農林事務所基盤整備2課 伊藤 果穂 技師
8 15:20〜15:40 送受信一体型空中超音波センサによる農業用水路コンクリート表面粗さ測定 法の開発
三重大学生物資源学研究科 長岡 誠也
9 15:40〜16:00 安濃ダム河川放流ゲートの長寿命化対策について
津農林水産事務所安濃ダム管理室 長谷川 智史 技師
10 16:00〜16:20 池干しによる乾燥程度がリン溶出量に及ぼす影響
三重大学生物資源学研究科 坂上 卓
11 16:20〜16:40 パイプライン事業で設置した自動給水栓の効果検証について
四日市農林事務所基盤整備1課 原 貴子 主査
3.講 評 ( 16:40〜 17:00 )
三重大学大学院生物資源学研究科 成岡 市教授 岡島 賢治 准教授
4.閉会・挨拶 ( 17:00〜 17:15 )
三重県 農林水産部 農業基盤整備課 平野 繁 課長
(官)三重県農林水産部
農業基盤整備課
学官連携協議会(2004年〜)
(民)水土里ネットみえ
学官連携協議会(2004年〜)
地域保全工学演習T非常勤講師
(新)実践農業農村工学
(2004年〜)
(官)農林水産省東海農政局
(官)三重県農林水産部
(官)愛知県農林水産部
(官)三重県県土整備部
(官)津市教育委員会
(民)三重県水土里ネット
(民)愛知県水土里ネット
(産)三祐コンサルタンツ
(産)NTCコンサルタンツ
(産)若鈴コンサルタンツ
(産)清水建設
(産)鹿島建設
地域保全工学演習U非常勤講師
(新)農業農村工学キャリアップ演習
(2011年〜)
(官)国土交通省中部地方整備局
(官)農林水産省東海農政局
農村計画部・整備部
連携・協力協定(2016年〜)
(団体)(独)水資源機構
中部支社
連携・協力協定(2016年〜)
(水資源管理・施設分野)
(産)(一社)農業土木
事業協会
連携・協力協定(2019年〜)
(団体)(公財)三重県建設
技術センター
建設技術研修への協力
平成30年度研修会予定