三重大学     生物資源学部     共生環境学科     地域環境デザイン学教育コース     環境デザインプログラム

 

□ カリキュラムマップ


カリキュラムマップは、学習・教育目標を達成するために必要な授業科目の流れ及び各授業科目のつながりを示したものです。
学習内容の順次性と授業科目間の関連性を同時に図示化したもの(フロチャート)であり、カリキュラムの年次進行、授業科目間のつながり、授業科目と教育目標の達成との関係などカリキュラムの体系性が一望できるようになっています。

環境デザインプログラムのカリキュラムマップ  (マップ中、水色の網掛け部分にプログラムの特色があります。)


□ 学習・教育目標


(A)幅広い教養と国際性
グローバルかつ広範囲な視点に立ち、国や地域ごとに異なる自然や文化を広く認識し、それらが共存・調和できるための自然・社会・人文科学に関する教養を身につけ、個人との関わりを大切にし、国際的に受信・発信できる基礎的なコミュニケーション能力を身につける。

(B)技術者の感性と倫理観
環境保全と生態調和に関わる技術が社会や自然に与える影響・効果の大きさを強く認識し、その利用に対して責任ある方向づけができる素養を身につける。

(C)科学的アプローチ>
専門技術の基礎となる数学、自然科学、情報技術の知識を習得し、自然環境における緒現象の数学・科学的な把握と記述、データの収集・伝達方法を身につける。

(D)専門知識とその応用
環境を保全・維持しつつ生態との調和を目指すために必要な各専門分野の知識を修得し、それらを実際に生じている諸課題に応用できる能力を身につける。

(E)専門知識による課題設定と問題解決力
実験や実習等を通して、講義で修得した専門知識が、実際の環境保全や生態調和とどのように関連しているのかを理解し、専門知識を用いて実際の問題を自ら解決する能力を修得する。

(F)コミュニケーション力
専門技術に関わる問題について、必要な情報をわかりやすく記述する能力、みずからの考えを論理的に展開し記述する能力、多数の聴衆の前で限られた時間内に論点をわかりやすく説明する能力、そのための説明資料の作成能力、相手の考えを適切に理解し質問・討議する能力を身につける。

(G) 継続的な主体的学習力
課題を解決するために必要な知識や情報を得るための方法を理解・体得し、自主的、継続的に学習できる能力を身につける。

(H)計画的な課題探求力
実験や実習等を通して、専門技術に関わる問題について、与えられた時間や予算、入手可能なデータ等が制約される条件下で、長期的・短期的に計画を立てて仕事を遂行し、必要が生じた場合は計画を変更し、期限内に最良の成果をあげる能力を身につける。

(I)協働における指導力・協調性
実験・実習、インターン、卒業研究等を通して、さまざまな他者と協働で成果を出すことが求められたときに、自己のなすべき行動を的確に判断して実行し、他者に対して共感しながらも他者の取るべき行動を判断し適切に働きかける指導力・協調性を身に付ける。

□ 三重大学4つの力との対応


「感じる力」
感性、共感、倫理観、モチベーション、主体的学習力、心身の健康に対する意識
  (B) 技術者の感性と倫理観
  (G) 継続的な主体的学習力

「考える力」
幅広い教養、専門知識・技術、論理的思考力、批判的思考力、課題探求力、問題解決力
  (A) 幅広い教養と国際性
  (C) 科学的アプローチ
  (D) 専門知識とその応用

「コミュニケーション力」
情報受発信力、討論・対話力、指導力・協調性、社会人としての態度、実践外国語力
  (A) 幅広い教養と国際性
  (F) コミュニケーション力

「生きる力」
感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力
  (E) 専門知識による課題設定と問題解決力
  (H) 計画的な課題探求力
  (I) 協働における指導力・協調性



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