背 景
「地方創生」が推進されるなか、行政機関および大学には、農林水産業事業者のみでは対処できない課題に向き合い、
その解決のために協力していくことが求められています。なかでも大学は、こうした課題の解決に貢献しうる機能、
シーズを持っていると考えられるものの、情報の共有や発信は不十分で、特に農林水産業の現場まで届くような発信の
仕方が課題であると考えられます。また、大学には、地域の課題を把握し、内部で共有するための仕組みがなく、
真に地域への貢献を果たしていくためには、こうした仕組み作りが重要な課題であると考えられます。
目 的
行政機関・大学・(農林水産業以外も含む)事業者・その他による定期的な勉強会を開催することで、 幅広い関係者による問題意識の共有を図るとともに、協力関係を構築することを目指します。 また、現場関係者への動機付けを意識し、参加者からの提案にもとづき、具体的な課題の解決にも取り組みたいと考えています。
令和3年度 地元企業との連携セミナー『脱炭素社会を目指した持続的食料生産』を開催しました!

また、テーマに興味を持っていただいた自治体関係者にも参加していただくため、北勢サテライトはオンライン参加者の募集も行いました。
最初の研究紹介では、生物資源学研究科の教員が、生物資源の生産と利用、その生産を支える環境の維持に関する研究シーズを紹介しました。
三重大学生物資源学研究科の研究紹介
生物資源学研究科長 奥村 克純

資源循環学専攻 教授 梅崎 輝尚



共生環境学専攻 教授 王 秀崙

パネルディスカッション

三昌物産㈱ 代表取締役社長 渡邉 大雄
㈱三十三総研 代表取締役副社長 伊藤 公昭
三重大学 資源循環学専攻 教授 梅崎 輝尚
三重大学 生物圏生命科学専攻 教授 苅田 修一
三重大学 資源循環学専攻 教授 野中 寛
三重大学 共生環境学専攻 教授 王 秀崙


(2020年度 令和2年度)
三重大学と地元企業との連携セミナー「三重県における農業ICTの利活用」が開催されました。
~お客さまの技術的課題の解決を支援します~
☆農業分野におけるICTの利活用について、大学、官公庁、民間企業のそれぞれの立場からご紹介します。
☆ご要望に応じて三重大学への技術相談や共同研究をご案内します。
日 時:2020年11月30日(月) 13:30 ~16:45(受付開始13:00)
会 場:四日市商工会議所 1階会議所ホール(四日市市諏訪町2-5)
参加費:無料
定 員:30名
申 込:FAX
申込締切:11月20日(金)
※一般の方も参加可能です。
詳しくは、三重大学サイト、ならびに チラシをご覧ください。


(令和元年度)
◎三重大学と地元企業との連携セミナー~三重大学大学院生物資源学研究科におけるフードシステム研究~
日時 2019年10月30日(水)13:30~17:00
場所 四日市商工会議所 1階会議所ホール (四日市市諏訪町2-5)
内容
◆生物資源学研究科の概要 (生物資源学研究科長 奥村 克純)
◎食品中の機能性成分を特定する~ゴマリグナンを中心に~
(生物機能化学 准教授 勝崎 裕隆)
◎素材を知り尽くすことでできること~ゴミ箱から護美箱へ~
(水圏材料分子化学 准教授 伊藤智広)
◎ゲノム情報を活用した有用糖質の合成~カラダにいい糖をつくる~
(食品化学 准教授 磯野直人)
◎新たな農産物ロジスティクス『スマートフードチェーン』の構築
(応用環境情報学 准教授 福島崇志)<br />
◎津でおいしいお米をつくる~近接リモートセンシングによる水稲生育診断と地域づくりへの展開~
(フューチャー・アース学 准教授 飯島慈裕)
その後、懇親交流会
◎オープンラボ「基礎研究から地域貢献・共同研究を考える」
1.日 時:令和元年9月27日(金) 13:00 ~ 17:45 (受付12:30~)
2.場 所:三重大学生物資源学研究科棟(2階大講義室)・環境情報科学館(3階)
3.主 催:三重大学大学院生物資源学研究科
4.協 力:株式会社三重ティーエルオー
5.対 象:関連の企業,団体,高等学校教員,一般の方(※企画の趣旨・目的をご覧ください)
6.プログラム
13:00- 開会挨拶(令和を迎えた生物資源学研究科の展望 奥村 克純 研究科長
13:20- これからの農業土木学分野の基礎研究と地域貢献 岡島 賢治 准教授
13:50- シンポジウム(各 30 分)
(1) 「三重大学コーディネート育種基盤創生リサーチセンター」諏訪部 圭太 准教授
(2) 「三重大学海藻バイオリファイナリー研究センター」柴田 敏行 准教授
14:50- ~休憩(10 分)~
15:00- パネルディスカッション(60 分) モデレーター 亀岡 孝治 教授
(平成30年度)
◎2018年第1回産官学連携セミナー
テーマ「地域おこし協力隊等外部人材の活用」
日時 平成30年5月18日(金)午後6時00分~7時45分
場所 三重県庁 131・132会議室(津市広明町13 講堂棟3階)
内容
説明1 皇學館大学教育開発センター 千田良仁 准教授
「地域おこし協力隊等外部人材の地域づくりへの役割と課題」
説明2 三重大学地域人材教育開発機構 東大史 講師
「地域おこし協力隊 失敗の本質」
説明3 元地域おこし協力隊
「元地域おこし協力隊が語る協力隊の光と闇」
その後、ディスカッション
◎2018年度第2回産官学連携セミナー
テーマ:「農泊・渚泊による農林水産業、農山漁村の活性化」
日時 平成30年7月13日(金)午後5時30分~7時30分
場所 三重県庁 131・132会議室(津市広明町13 講堂棟3階)
内容
説明1 三重県農林水産部農山漁村づくり課農村環境づくり班 班長 田中隆
「農泊の推進と県内での取組について」
説明2 三重大学大学院生物資源学研究科資源循環学専攻 准教授 松井隆宏
「鳥羽渚泊推進協議会の取り組み」
説明3 ㈱ゲイト 代表取締役 五月女圭一
「須賀利プロジェクト84.4%」
説明4 美杉リゾート 代表取締役社長 中川雄貴
「美杉InakaTourismのめざすもの」(仮)
その後、ディスカッション
(平成29年度)
◎三重大学と地元企業との連携セミナー~新しい視点からビジネスニーズを見つけよう!~
【開催日時】2017年11月7日(火) 13:30~17:00 (13:00受付開始)
【開催場所】四日市商工会議所 1階会議所ホール (四日市市諏訪町2-5)
【紹介内容】◎生物資源学研究科の概要 ~山の頂から海の底まで~
(研究科長補佐 教授 亀岡 孝治)
◎森林資源と林産物の活用方策 ~スマート林業の構築を目指して~
(共生環境学専攻 教授 松村 直人)
◎生物資源を起点とした食品バイオ工学的アプローチ
~生物資源を化学する:分子、細胞、個体から加工食品まで~
(生物圏生命科学専攻 教授 橋本 篤)
◎生産設備・社会インフラの安全・安心のための診断システム工学
(共生環境学専攻 教授 陣山 鵬)
◎農業・畜産業の発展に役立つ生物資源研究 ~作物・家畜から昆虫・微生物まで~
(資源循環学専攻 教授 掛田 克行)
◎海洋生物資源学科新設!地域に根ざした水産研究 実はそれ、ぜんぶ三重なんです
~三重の特性を活かした貝類・海藻類の増養殖技術の発展を目指して~
(生物圏生命科学専攻 教授 神原 淳)
(平成26年度)
◎産学官コミュニティシンポ2014
日 時 2014 年 9 月 19 日(金)12:40~ (受付 12:00~)
場 所 三重大学生物資源学部(2 階 大講義室)環境情報科学館(1階)
主 催 三重大学大学院生物資源学研究科、協力 株式会社三重 TLO
プログラム
12:40- 研究科長からご挨拶 12:45- シンポジウム(各 20 分) 司会:亀岡 孝治 教授
(1) グリーンイノベーション 「未利用柑橘類からのバイオリファイナリー」 山本 康介 産学連携研究員 ―みかん残渣を活用したバイオ燃料生産の技術開発―
(2) マリンイノベーション 「地域と連携したひじき場の再生」 前川 行幸 特任教授
(3) ライフイノベーション 「『生物と光』―基礎から先端技術の実用化―」 寺西 克倫 教授
13:50- 特別講演 「新技術・新素材の実用化に市場が求めるもの」荻本 賢治 コンサルタント ―伸びる米国の Nutrition Industry 市場と関連の法規制―
14:30- パネルディスカッション(90 分) 司会:奥村 克純 教授
ディスカションテーマ『研究科が目指すライフサイエンス研究の方向性』
パネリスト(学生):生野 彰宏 博士前期課程(分子細胞生物学) :梅川 栞 博士前期課程(栄養機能工学)
(企業):荻本 賢治 氏 三菱商事フードテック㈱所属 (機能性素材・機能性食品・実用化市場開発)
(教員):幹 渉 教授 (海洋生物化学) :田丸 浩 教授 (バイオテクノロジー)
16:10- 学生・企業団体による研究紹介 ポスターブース展示(90 分)
場所 環境情報科学館1F 展示ホールへ移動 専門の教員・院生が皆様に分かりやすく研究内容をご紹介。