三重大学生物資源学部では、国内の大学・研究機関の中でいち早く情報インフラの整備を行いました。それら学内外のネットワークを生かした情報教育研究に力を入れております。特に資源循環学科では、講義、実験・実習、卒業研究のそれぞれで情報科学技術を取り入れた教育研究を心がけています。

 


教材用ノート型パソコン必携のお願い


 資源循環学科では情報技術を実際に使いこなせる人材を育てることを教育目標の一つとしており,平成13年度よりノートパソコンをフルに活用した情報教育を行っています。つきましては本学科の入学者全員に教材用ノートパソコンを携帯していただくようお願いしております。なお,機種の仕様等につきましては,合格通知時にお知らせします。


MSDNアカデミックアライアンスについて


 平成18年度より、資源循環学科はMSDNアカデミックアライアンスを契約しました。これにより、マイクロソフトからの最新の開発言語やツール、サーバー、およびプラットフォームを、資源循環学科の教員および学生が無償で利用できます。つまり、学科や研究室のラボのコンピュータに何台でもソフトウェアをインストールすることが許可され、さらに教員、学生が個人のパーソナル コンピュータにソフトウェアをインストールすることが許可されます。

詳しくはこちらまで (ただし、学部内限定のリンクです)

 


応用を学ぶには、まず基礎から〜基礎教育も充実〜


 資源循環学科では、バイオテクノロジーの基礎から食の生産・加工・流通や地球規模の研究まで、幅広い専門知識が学べます。幅広い専門を学ぶためには基礎学問(数学・物理、英語、情報科学など)が欠かせません。しかし、受験勉強のための学習では高校で物理化学を修めていない、あるいは数学が大の苦手な入学生が毎年相当数います。資源循環学科では、習熟度別に学習内容を変えるなど、数学・物理が苦手な学生に配慮した講義を心がけています。逆に物理や数学が得意な学生も入学していますが、その人たちは物理・数学に強い教員の研究室に分属すると良いでしょう。

情報教育について:三重大学の生物資源学部は、全国の大学の中でもいち早くネットワークの整備に着手しています。情報科学演習などはコンピュータの基礎的な講義ですが、研究面でも整備されたネットワーク環境を十二分に活用しています。特に資源循環学科では、生物や農学出身の教員以外にも、物理・化学や工学・情報関係の出身者が在籍している関係で、畑や大学構内にサーバ(フィールドサーバと呼んでいます)を置いて観測活動を行ったり、食のトレーサビリティーに関する研究を行ったり、農場や演習船をオンラインで結んだりと、農業と情報に関する教育研究も多数行っています。

英語について:教養的な英語の講義以外にも、TOEICやサイエンスイングリッシュ、外国人講師を招く講義など、色々な場面で色々な英語教育が受けられます。


お酒造りで単位がもらえる?


 トップページで紹介している「蔵人体験」をインターンシップ(企業などへの実習)として認定しようという計画があります。来年も同様のイベントがあれば、それで単位がもらえるかも・・・。

現時点では、かも・・・ですよ。 しかし、これからも資源循環学科では、しっかりした基礎教育とユニークな教育を企画・立案していきたいと思います。