一緒に研究しませんか?
 植物が太陽の光エネルギーを使って地球上の炭酸ガスを吸収してそれをセルロースにしてため込んでいるのですが、人間はこれを十分に利用してこなかったわけです。そこで、これを微生物の力を使ってエネルギーとして取り出してやれば石油にかわるエネルギーとして利用出来るというわけです。植物の力を使って増え続ける炭酸ガスを吸収し、環境問題にも貢献し、その植物をまたエネルギー源として利用してやろうという考えです。そのための基礎研究をおこなっています。

未来の世界へ
みなさん、バックトゥーザフューチャーという映画をご存じですか?マイケルJフォックスふんする主人公マーティが、ブラウン博士(通称ドク)の発明したデロリアンという車(タイムマシン)で過去や未来を旅する話です。このデロリアン、パート1では、時間を旅するためのエネルギー源にプルトニウムを使っているのですが、そのプルトニウムをテロリストからだまし取ったために狙われてしまうところから話はスタートします。過去へ旅したのはいいけれど、そこではブルト二ウムなんて手に入らなくて、雷のエネルギーを使って帰ってくるというストーリーでした。ところがパート2で2015年の未来へ旅した後は、何とエネルギー源に生ゴミを使っていました。生ゴミを原子まで分解し、核融合をおこす装置を開発していたのです。そこで私達の研究に戻るのですが、核融合なんて大がかりなことを言わず、身近にある木の葉っぱを燃料タンクに入れて微生物をまぜたら自動車が動くなんて未来想像してみませんか?それには、地道な基礎研究とドクのように夢のために人生と全財産をかけてしまうような情熱が必要です。財産や人生をかけて研究なんて大それたことは言いません。でも人生のうちのほんの数年間だけ一緒に未来の夢を追ってみませんか?