講座の紹介
4つの講座 この学科には, 「地域保全工学」, 「環境情報システム工学」, 「森林資源環境学」, 「自然環境システム学」 の4つの講座があります. 各講座の詳しい内容につきましては, 以下の色分けした講座名称をクリックして紹介ページをご覧ください.講座毎に環境に関する基礎科学から応用科学にわたり,教育・研究を行っていることが分かって頂けると思います.
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人が生きていくうえで食料は欠かすことはできません。 その食料を産みだすためには、田んぼや畑などの農地、道や水路などの田園施設、ため池などの水源施設・・・などが必要です。これらの「農業基盤」の整備や維持なしでは食料を安定供給することはできません。 地域保全工学講座では、これらの施設が自然と調和し、美しく豊かで住みやすい田園を築くための方法を研究します。
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人類が、他の生物と共生し持続的発展を図るためには、環境問題を解決し、環境に負荷を与えない方法で食料を含む生物資源を安定的に確保する必要がある。本講座では、生物生態に関する知識を基に、情報処理技術を核とした環境情報の計測・制御、システム工学等を教育研究の手段とする。すなわち、環境改善に関連する各種プラントおよび環境共生技術について教育研究する。また、精密管理による低環境負荷型技術により生物資源の生産およびその加工などについて教育研究する。
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世界の陸地の30%を覆っている森林は、陸上の生物現存量の90%にも達する巨大な生物群集です。この森林は地球環境の維持に大きな役割を果たすと同時に、再生可能な資源として、人類の生活に必要な資材を提供しています。加えて国土保全・水源涵養・気象条件の緩和などの環境調節ばかりでなく、その緑地空間が精神的なやすらぎを与えるなど、森林は私たちの生活に物心両面で貢献しています。 森林資源環境学講座ではこのように多面的な機能をもつ森林の特性を理解し、その多様な機能を、環境との調和を保ちながら持続的に利用する方法を探求していきます。 |
私たちの母なる星,地球.この地球の環境は,いま激しく変わろうとしています.地球を構成する大気,海洋,土壌.また森林をはじめとする植生,大気中の雲粒から海氷まで大きく姿を変えながら循環する,水.これらの基本的な構造や,地球環境を変えつつある様々な仕組みについて,自然環境システム学講座では教育研究をしています. |
大地に触れたとき,懐かしいにおいがした. |
誰のための技術か,自分自身に尋ねてみる. |
耳を澄ませば,木々の囁きが聞こえてくる. |
海を見ていると,世界とのつながりを感じる. |