研究室を志望する皆様へ

●研究方針

 当研究室では,大学院生と学部4年生には各々研究テーマが与えられます.基本的には,与えられた研究テーマは自分で責任を持って遂行し,先生や先輩はそのサポートをするという形になります.また,得られた結果をまとめ,定期的に行われるゼミ等でその他の研究室メンバーにもわかりやすくプレゼンテーションし,討論した結果を研究に還元しながら,論文にまとめていきます.
 また,研究とは別に研究室の運営という業務もあります.部屋の掃除に始まり,食料の補充,共有PC・プリンタ・サーバ・ネットワークの管理,ホームページの運営など皆が分担して行っています.さらに,上級生になれば後輩の育成という任務も任されます.
 よって,個人的な努力ももちろん必要ですが,協調性を持って,皆で助け合って研究生活を楽しんでいただきたいと考えます.


●大学院生の募集

  当研究室では,三重大学からはもとより,他大学からの大学院生も大募集してます.持っている知識や技術よりも熱意のある人を望みますので,興味があれば気軽にご連絡ください(橋本,末原まで).研究室見学も大歓迎です.

入試案内の詳細はこちら


●講座・研究室分属を希望する学生さんへ

 生物情報工学は,生物学・物理学・化学に加え,情報処理技術を総合的に必要とする学問です.研究課題によっては皆さんが今まであまり学んでこなかったような工学的なものも多く,一見接しづらいかもしれません.しかしながら,資源循環学を学ぶ学生として,オリジナリティを培うのに最適であるという見方もできます.当研究室では幅広く研究をしていますので,きっと興味をひくものがあると思います.
 研究に対しては,自ら課題を見つけ,自ら取り組む姿勢が非常に重要となりますが,困った時には先生や先輩に相談すれば,適切な助言・指導がいつでも返ってきます.研究室は,専門的な知識・技術だけでなく,社会に出るために必要なコミュニケーション能力を養う場でもありますので,研究を通して様々な意味でスキルアップしていただければ,と思います.

 当研究室で習得可能な専門技術や,先輩方の就職先をリストアップしておきました.参考にしてください.
興味があればいつでも気軽に研究室見学に来てください.お待ちしてます.


習得可能な専門技術
機器分析技術 各種分光法(中・近赤外,蛍光X線,紫外・可視,蛍光,THz)
各種クロマトグラフィー(HPLC,IC)
細胞培養技術 植物細胞培養(アラビドプシス,イネ,タバコ),細菌
情報処理技術 ソフトウェアプログラミング
ネットワーク構築,データベース構築(PostgreSQL,Oracle),画像処理(PhotoshopCS)
各種OSのコンピュータの操作(Windows,Macintosh,Linux)
データ解析技術 ケモメトリックス(Mathmatica,MatLab,S-Plus等による化学的データの統計解析)
スペクトル解析(Gaussian等による高度スペクトル解析)


過去の主な就職先
食品関連企業 ヤマモリ,日清医療食品,カナエフーズ,フィード・ワン,大東カカオ,仙波糖化,ロック・フィールド,コスモス食品,JA鈴鹿など
機械関連企業 ヤンマー,マキタ,CKD,ヤマザキマザックなど
IT関連企業 NECソリューションイノベーター,NECソフトウェア中部,メイテツコム,中部富士通,三重電子計算センターなど
公務員 三重県庁,津市役所,鳥取県庁,岐阜県警など

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