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研究テーマ:大腸菌発現系による平滑筋ミオシン安定化タンパク質のミオシン上での結合部位の決定 平滑筋ミオシン安定化タンパク質の一つである38kDaタンパク質は、ミオシンのrod、またはLMM部分に結合することが知られている。そこで、さまざまな長さのrod、またはLMMを大腸菌より発現させてミオシンと38kDaタンパク質の結合実験を行うことで、結合部位を決定する。 |
研究テーマ:形質転換における培養平滑筋細胞の変化の解析 現代日本における三大死因は、ガン、心疾患、脳血管疾患であり、これらの疾患においてはいずれも血管が重要な役割をしている。私の卒業研究では、血管に弾力性を与えている血管平滑筋細胞が、動脈硬化症になるとその性質を失う形質転換という現象に注目している。そこで、マウスの培養血管平滑筋細胞に種々の薬品投与を行い、その影響をウエスタンブロッティングと蛍光顕微鏡を用いた観察により調べている。 |
研究テーマ:大腸菌発現系を利用した血管平滑筋の調節タンパク質の機能解析 現代の病気には血管が大きく関係している。血管を構成する細胞については、薬物やホルモンが直接作用する内皮細胞については盛んに研究が行われているが、血管に弾力を与えている平滑筋細胞の性質についてはあまり研究が行われていない。そこで、私の研究テーマでは、血管平滑筋において収縮力を発生させているミオシンの調節タンパク質の機能を解析し、それによって平滑筋の性質を解明していくことを目的とする。 |