問題可視化システムを用いた授業改善システム

改善システム概要

 科目間の連携を図り,教育効果を上げ,改善するための教員間連絡ネットワーク組織として,問題可視化システムを用いた授業改善システムを運用している.

 
システム概要図

授業改善システムのプロセス

1) 毎時間の授業アンケート毎月1回の学生による自己点調査,半期毎の教員による自己点検を行う,

2) FDWGが毎月一回(第2水曜日),授業担当教員に学生の習熟度に関する情報を収集する

3) 収集した結果を整理し,アドホック会議に掲載するとともに,問題が発見された場合,問題解決に当たる第一人者WGを指名し,自律回遊式JABEE改善システムを動かす.

4) FDWGは情報収集および問題発見から問題解決に至るまで全工程を管理する,

5) 半期毎に教員が行う自己点検評価を元に,FD会議(前期9月末,後期3月末)にて授業改善に向けた話し合いを行う.

改善システムの特徴

 授業アンケートや自己点検を頻繁に行うことにより,授業改善を迅速に行える.また,アドホック会議および自律回遊式改善システムにおける活動状況がグループウェア上で確認できるため,構成員全員による収集した情報の共有および問題解決プロセスの監視が可能である点に特徴がある.