三重大学の農業土木教育の魅力をお伝えします!
三重大学共生環境学科では、農業土木学を学べる教育プログラムがあります。環境施設工学研究室は農業土木学を学ぶ教育研究グループの一つです。農業土木学は、約100年前に「忠犬ハチ公」の飼い主の上野英三郎先生によって体系づけられた学問です。創設当初から、農業の知識をもった土木技術者の育成を目的としています。
そして、三重大学は学科として農業土木学科が設置された全国で始めての大学で、100年の教育・研究実績と伝統があります。
東京渋谷のハチ公像
三重大学の農業土木教育は、日本技術者教育機構(JABEE)の認証を受けた教育プログラムで教育を行っています。JABEE認証は、国際的な技術者教育を行っていることを証明するもので、JABEE修了者は日本での技術士補の資格のみならず、外国で技術士に相当する資格を受験することができます。これからのグローバル社会のなかで技術者となろうと考えたときに大きなメリットがあるといえます。
また、農業土木教育プログラムは、JABEE以外にも、測量士補の資格や2級ビオトープ管理士の試験科目一部免除、施工管理士の実務期間短縮などの認定も受けており、技術者教育としての価値が資格によって裏付けられているともいえます。
三重大学の農業土木教育は、
・農業土木は学問分野が広がり、学会の名称が農業農村工学に変わりました。 三重大学の農業土木関連の教員陣は現在、共生環境学科に多くの教員が所属しています。共生環境学科で農業農村工学会に所属している教員数は、12名!1つの学科にこれだけ集まっている教員陣は全国でも珍しいです。
・同じ学問分野の教員が多いから、講義で分からないことも研究で分からないことも気軽に別の研究室の教授に質問にいくことができます。研究に必要な機器も気軽に別の研究室に借りたりできます。
・大学での就職サポートは、大学の就職支援センターや研究室単位でのサポートが多いんです。そんな中、農業土木では研究室を問わず教員陣で就職サポートをします。就職試験の質問に気軽に別の研究室の教授に質問にいくことができます。
三重大学の農業土木関連施設はとても充実しており、3棟の実験棟(水理実験棟、材料・土質実験棟、測量実験棟)、2つの共通実験室(土質実験室、土壌物理実験室)、1つの学生演習室(最大30名がディスカッションできる)があります。