三重大学
生物資源学部
共生環境学科
環境情報システム工学講座
エネルギー利用工学教育研究分野
☆ドローンを用いた獣害対策に関する研究
研究一覧
☆バイオマス材料の開発研究
グリーンピースの脱莢技術
土壌付着に関する研究
☆オフロード車両の走行性向上に関する研究
☆桃の収穫に関する研究
自然エネルギーの複合利用
堆肥発酵熱を用いた熱電素子の発電特性
植物生産における自然エネルギー利用型環境制御
樹上移動人型ロボット
☆ドローンを用いた獣害対策に関する研究
introduction
近年,農業分野において,中山間地域を中心に獣害が深刻な問題になっている.平成26年度の農林水産省のデータでは全国で約190億円の被害が生じている. 一般的な対処法としては電気柵や恒久柵であったり音や光を発する装置を用いて対策をしているが,コストがかかってしまう,管理が大変である,動物に慣れが生じてしまうなど多くの 課題が存在する.そこで本研究室では,ドローンを用いて獣害対策をしていくことを考えている.ドローンを用いることのメリットとしては柵等を張り巡らせるのに比べてコストを抑えられる点, 独特の動きや音で動物の慣れを生じさせにくい点などがあげられる.
本研究では,ドローンの自律制御の確立とともに各種センサを用いての害獣検知および追い払いを目標に研究を行っている.現在,GPSおよび焦電センサを用いた害獣の侵入防止 システムを構築した.