共生環境学専攻の立花義裕教授(地球環境学講座 気象・気候ダイナミクス研究室)らの研究グループ
(北海道大学北極域研究センターの安成哲平助教,東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授,韓国UNISTによる国際研究チーム,本研究科の立花義裕教授)は、
近年夏季に多発するシベリア・亜寒帯北米(アラスカ・カナダ)の森林火災と西欧の熱波を同時に発生させうる高気圧性循環
(気候)パターンを初めて特定し,森林火災由来の大気エアロゾルの増加が夏季北極域と
その周辺の高濃度PM2.5の原因であることを初めて明らかにしました。
18日発表され、プレスリリースが行われました。
⇒ 詳細は,以下三重大リサーチナビをご覧ください。
https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/cat-1/post-36.html
https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/files/f5be1d6dc03cc0035abf459f89292338.pdf
本研究成果は、環境科学の専門誌である Environmental Research Letters 誌に 2021年5月17日にオンライン公開されました。
Relationship between circum-Arctic atmospheric wave patterns and large-scale wildfires in boreal summer
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1748-9326/abf7ef
Relationship between circum-Arctic atmospheric wave patterns and large-scale wildfires in boreal summer
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1748-9326/abf7ef