附属教育研究施設

Centers

専門性に基づくフィールド実習。多彩な附属教育研究施設。

本学部には、学外の附属教育研究施設として、農場、演習林、水産実験所の3つの施設で構成される附属紀伊・黒潮生命地域フィ ールドサイエンスセンターと練習船(勢水丸)、そして鯨類研究センターと実に多彩な学外施設を有しています。これらの施設は、広範囲な複合的フィールドを研究対象とし、さまざまな農林水産物、環境、自然エネルギーなどに関する教育研究拠点として利用されています。本学部の1年次は4つの施設のうち3つを訪問・体験でき、その後の専門教育課程では、各自の専門性に適した施設でさらに充実したフィールド実習や研究を行えます。

附属練習船 「勢水丸」 文部科学省「教育関係共同利用拠点」認定黒潮流域圏における生物資源と、環境・食文化教育のための共同利用拠点

勢水丸は、講義で学んだ知識を、海に出て観測や採集作業を実践して理解する洋上実験室です。 海の中にどんな生き物が、いつ、どこで、どのような生活をしているか、その生き物たちを取り巻く環境~水温や塩分の分布、 黒潮や水塊の流れなどの海洋構造の解明~、更には地球規模での気象の解析調査など様々な実習航海や調査航海を行います。 航海海域は、伊勢湾、熊野灘など沿岸域から東シナ海、南西諸島、小笠原諸島の外洋に及びます。

鯨類研究センター(研究基盤推進機構内) 海洋生物資源としての
鯨類の持続的利用のために
※2024年度より、全学組織「三重大学 研究基盤推進機構 鯨類研究センター」となりました。

    

鯨類研究センターは、平成28年12月、鯨類の繁殖や生態の研究を行うとともに、研究者間の交流やその成果を啓発する活動を行う組織と して設置されました。鯨類は、漁業、水族館等での飼育展示、ウォッチング等の観光産業など、重要な海洋生物資源としてさまざまな形で 利用されています。こうした鯨類を持続的に利用するための研究を生理学、生態学、動物行動学、生物音響学、分子生物学、 生化学等の研究手法を駆使し、基礎から応用に至るまで幅広く進めていきます。

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