三重大学と三重県庁の連携を模索する議論を通じて、2021年度より「グローカル資源利用学チュートリアル」の統計分析報告会と、
三重県農業改良普及センター「資質習得プロジェクト研修」の期末報告会を合同で開催することになり、
生物資源学部2年生(資源循環学科 グローカル資源利用学教育コース)が1年間の演習の成果を報告しました。
合同報告会は、三重大学と県内8か所の地域センター(中央、桑名、四日市鈴鹿、津、松阪、勢志摩、伊賀、紀州)をオンライン会議システムで接続し、
三重大学からは2年生の4グループ、農業改良普及センターからは4名の新人職員がそれぞれの成果を発表しました。三重大学からは教員、
在校生(2年生、3年生、4年生)、生産者を合わせて約50名、農業改良普及センターから約70名の参加者を得て、報告会は盛大に催されました。
学生にとっては大きな緊張を強いられる報告会でしたが、そこへ向けて全力で取り組む過程に得た学びは座学とは比較にならないほど大きく、
今後の学修やその後の人生に大きな影響を持つことが予想されます。また、農業改良普及センターの皆さんにとっても、
農業改良普及の在り方を異なる視点から見つめる大きなきっかけになったかも知れません。
今後の新たな展開が大きく期待されます。
この授業(グローカル資源利用学チュートリアル:担当教員【前期】常清秀(教授)野中章久(准教授)【後期】関谷信人(教授)中島亨(准教授))では、
三重県内の一次産業に従事する生産者に聞き取り調査し、
浮かび上がった経営課題に対して解決策を提案することを大きな目標としています。
思い付きや直感に頼った提案ではなく根拠(エビデンス)に基づいて提案することを目指しています。
詳しくは、下記サイトをご覧ください。
【三重大学の授業紹介 #21】
➡ https://www.mie-u.ac.jp/news/topics/2022/02/post-2333.html
生物資源学部 資源循環学科 グローカル資源利用学教育コースにつきましては、下記サイトをご覧ください。
➡ https://sekiya-lab.xsrv.jp/plant/グローカル資源利用学教育コース