アグリビジネス創出フェア2017に出展しました

2017年10月4日~6日の日程で,東京ビックサイトで開催された技術交流展示会「アグリビジネス
創出フェア2017」に生物資源学研究科が最先端の研究を出展しました。

このイベントは,「農林水産・食品産業分野における産学官連携のマッチング促進」を目的として,
農林水産省が主催となり,毎年東京で開催されています。
生物資源学研究科は,各教員の研究シーズをホスターやプレゼンテーション形式で紹介しました。
3日間を通して様々な研究発表があり,本研究科からは海藻バイオファイナリー研究センターのチーム
による「DEH-海藻多糖類由来の希少糖-」をテーマとした発表が行われ,多くの聴講者が聞き入って
いました。

 
研究展示・セミナー・マッチングツアーの様子

期間中は,本研究科ブースにて教員が交代で研究紹介を行ったほか,学生も各研究室の研究説明,
アピールにと大活躍しました。
また,ブースでは産学官の連携で製品化した以下の商品の試食・試飲も行いました。

1. 三重大学附帯施設農場で加工した「梅酒の梅の実ジャム」
2. 株式会社フューチャーファームコミュニティ三重(高野尾花街道)との共催で開催した「小学生の
  ための夏休みこども体験演習」で収穫・加工・販売したトマトジャム
3. 三重大学(人文・生物)といなべ市・菰野町が連携して製造販売を開始した産学官連携商品
  三重大学梅酒「紅翠」(製造:寒紅梅酒造株式会社)


試食タイムの様子

ブースには,大勢の企業・団体の方にお越し頂き盛況のうちに終了しました。

名刺交換した教員の中には、今後受託研究や共同研究を期待できる出会いもあり、今後、生物資源学研究科が
社会に寄与する研究活動を展開する上で、大変実りのある場となりました。
来年度も引き続き、出展する予定です。

 1DEH―海藻多糖類由来の希少糖―(柴田敏行准教授・田中礼士准教授・三宅英雄助教) 
展 示2:南伊勢町アワビ陸上養殖による地域活性化の取組(田丸浩教授・伊藤智広准教授・岡﨑文美助教) 
展 示3:コーディネート育種基盤創生リサーチセンター(諏訪部圭太准教授) 展 示4:産学官の連携による地域ビジネスの創出(松井隆宏准教授) 展 示5:地方都市近郊の食・農業に資する光センシング・AIICT研究ネットワーク(亀岡孝治教授) 展 示6:産学連携商品 紅翠(苅田修一教授)

展 示7:附帯施設農場で行われる実習

イベントの情報について、詳しくはアグリビジネス創出フェアのHPをご覧ください。

 http://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/171016.html(三重大学外部のホームぺージです)

パンフレット