平成30年度第2回環境農林水産フォーラムin鳥羽を開催しました!

 平成31年 3月1日(金)に「平成31年度第2回環境農林水産フォーラムin鳥羽」を開催しました。

 本フォーラムは、本研究科の教員や鳥羽地域の団体が地域の活性化を目指し、議論・討論していくものです。

 第2回のフォーラムは、社会連携推進室の田丸室長の司会のもと、駒田学長と鳥羽市長・中村欣一郎氏の挨拶で開始しました。大学と鳥羽市との地域連携の期待についてお話しいただきました。次に、梅川研究科長が「生物資源学研究科の紹介」を、生物資源の沿革・方針、今後の展望について、講演しました。

駒田学長の挨拶 鳥羽市長 中村 欣一郎氏の挨拶

「生物資源学研究科の紹介」
梅川研究科長
















そして、「地域活性のあり方と魅力ある水産資源を考える」をテーマとして、5名の講演者の講演が始まりました。はじめに本研究科の吉松教授が「Global for local,Local for Global」について、留学生が鳥羽地域ならではの取り組みや体験を行う国際交流の活動を紹介しました。次に鳥羽磯部漁業協同組合答志支所の青壮年部、中村有介氏・中村安明氏による「答志のアラメ海中林の再生に向けて」は、減少している海中林をアラメ種苗の植林する方法で再生の活動に取り組んでいることを紹介しました。

「Global for Local,Local for Global」
吉松教授

「答志のアラメ海中林の再生に向けて」
鳥羽磯部漁業協同組合答志支所
中村 有介氏、中村 安明氏

  
 後半の講演は、鳥羽市水産研究所の岩尾豊紀氏よる「鳥羽の海で未来を考える」をテーマに大学との地域連携を行うことによって地域の漁業の問題解決に取り組むことの重要さを紹介しました。講演の最後は、本研究科の古丸教授が「真珠の輝きと地方の輝き」を地域の企業や研究機関と共同研究で行ってきた研究や真珠養殖の在り方について紹介しました。

「鳥羽の海で未来を考える」
鳥羽市水産研究所 岩尾 豊紀氏

「真珠の輝きと地方の輝き」
古丸教授

 
 講演の後は、本研究科の前川産学連携コーディネーターの司会のもと、パネリスト4名(吉松教授、古丸教授、岩尾豊紀氏、有限会社オズ・兵頭智穂氏)と参加者でパネルディスカッションを行い、参加者の活発な意見が飛び交いました。

パネルディスカッションの様子 加納理事の挨拶

 
 最後に加納理事の挨拶でフォーラムは終了となりました。学内外総勢90名の方々にご参加いただき、鳥羽地域と本研究科の繋がりや発展に大いに期待ができる1日となりました。

パンフレット