第8回みえ水産フォーラムを三重大学で開催しました

平成29122日(土)、三重大学メディアホールにおいて、第8回みえ水産フォーラムが日本水産学会中部支部と
合同主催で開催されました。

みえ水産フォーラムは、大学院生物資源学研究科、三重県、国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所の
3機関で組織する三重地域産学官連携水産研究連絡会議が、漁業者や市民を対象に水産業に関する最新の研究情報を
県内各地で毎年紹介する企画です。
今回のフォーラムは、同時開催された日本水産学会中部支部大会のシンポジウムとしても企画され、「三重県における
貝類増養殖の課題と展望」をテーマに開催されました。

本研究科からは、生物圏生命科学専攻の伯耆匠二助教が「天然海域におけるアサリの餌料環境評価についての課題と展望」
と題して講演を行いました。伯耆助教の講演以外に,三重県水産研究所から「三重県における水産業の現状と課題 ~貝類の
増養殖を中心に~」と「三重県におけるアワビ増殖について」,水研機構・増養殖研究所から「三重県内での天然種苗を
用いたマガキ養殖」の講演がそれぞれあり、約60名の参加者は三重県の貝類増養殖の現状と課題について情報を共有し、
活発な意見交換を行うことができました。

     

パンフレット