本研究科の水野隆文准教授が組織委員長を務める第11回国際蛇紋岩植生会議の開催について

 国際蛇紋岩植生会議(International Conference on Serpentine Ecology,略称ICSE)は蛇紋岩土壌(超塩基性土壌・超苦鉄質岩土壌)とその地に形成される特殊な植生や固有植物,重金属超集積性植物などを対象とした研究者が開催する国際会議です。 1991年の第1回大会以降,科学諮問委員会メンバーが世話役となり,これまで3-4年の間隔で世界各地において開催されています。
2023年フランス大会の後,学会参加者による投票により次回開催地が日本に決定したことを受け,2025年6月13-17日,京都・歴彩館での開催に向け組織委員会が設立され,準備が進められています。
本国際会議では,植物にとってマルチハザードと称される蛇紋岩土壌の特性(高金属,貧栄養,高pH,乾燥等)に対し,植物が持つ適応戦略,またその一環と考えられる形態変化や元素集積特性,遺伝子発現,種分化および進化などについて,土壌学,植物栄養学,植物分類学,植物生理学,生態学,分子生物学等に携わる研究者が8つのセッションに分かれて研究発表や議論を行います。
皆様のご参加をお待ちしております。詳しくは、 リンク先をごご覧ください。
(文責:組織委員会 委員長 水野隆文(三重大学))

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 日 時 

 2025年6月13日(金)ー17日(火)



 場 所 

 京都府立京都学・歴彩館(京都府立大学,京都府立植物園となり) https://rekisaikan.jp/





パンフレット