イスラエルのベングリオン大学のJonathan B. Laronne教授を招き、
2018年11月26日(月)に「土砂移動観測に関する国際セミナー」を、生物資源学研究科において開催しました。
Laronne教授は、河川における土砂移動についての研究を長年行ってこられ、
特に掃流砂観測技術に関する研究分野における世界的な権威のおひとりです。
セミナーでは、"Bedload in flood bores and new monitoring techniques"という演題で、
洪水段波による土砂の急激な移動についての研究や、発展めざましい新たな流砂観測手法についてお話いただきました。
また、森林環境砂防学研究室に所属している学生の鈴木心君と中智昭君が、
それぞれ「氷河湖決壊洪水のリスクを評価する研究」と「地震の加速度を考慮した表層崩壊発生予測手法の開発研究」について英語で話題提供を行いました。
学外からも多くの方が参加され、総数25名セミナーとなり、熱心に議論を交わしました。
土砂移動観測に関する国際セミナーを開催しました