10月22日(土)・23日(日)の2日間,生物資源学研究科大会議室において,標記の講座が行われました。
生物資源学研究科では,毎年テーマを決めて一般市民の方を対象に公開講座を開催しています。
今年は,水の中のプランクトンからクジラまでと人や環境との関わりについてをテーマに開講されました。
内容は,最近ニュース等で取り上げられる外来種の問題や食材として身近にあるアサリの生産量の変遷と
その理由など,生物資源学研究科らしい幅広い分野での内容に展開して講義が進められました。
この公開講座はリピーターの方も多く,毎回参加されているおなじみの受講生もおられます。
今年は,親+子+孫の3世代にわたる受講生や,高校の自然科学部のメンバーでの団体受講もあり,
15歳~88歳の51名の方が受講されました。
講義では,受講者から時間が足りなくなるほど活発に質問があり,充実した2日間となりました。
【一日目】
「外来種とは何なのか,外来種の問題についてもう一度考える」
海洋生物学講座 河村 功一教授
「イルカやクジラの生態と資源の利用」
海洋生物学講座 船坂 徳子助教
【二日目】
「アサリ・ハマグリの秘密をさぐる」
海洋生物学講座 木村 妙子准教授
「海洋植物プランクトンの多様性の不思議」
海洋生物学講座 石川 輝教授