東海農政局農村振興部との連絡会議が開催されました。

 6月26日(水曜),東海農政局土地改良技術事務所(名古屋市)において、令和元年度国立大学法人三重大学大学院生物資源学研究科と東海農政局農村振興部との連絡会議が開催されました。

 平成28年度に締結された三重大学大学院生物資源学研究科と東海農政局農村振興部との連携協力協定に基づき、大学と東海農政局農村振興部との間で、大学教育、連携研究、人材育成等に関する意見交換を定期的に行っており、年に1度、総括となる連絡会議を行っています。

 今年度は、大学から農業土木学講座の教員5名、および東海農政局から農村振興部長を筆頭とする農村振興部内各課長および関連事務所長など17名の出席があり、予定時間を大幅に超過する濃密な意見交換が行われました。

 大学の話題について、とくに農業土木学教育コースの教育内容の紹介、連携研究の状況報告、就職動向などを紹介し、農政局から教育内容への意見等をいただきました。

 東海農政局の話題については、各課で取り組んでいる事業概要や三重県内を中心とした研究ニーズ、最新の農村振興関連の政策の紹介がなされ、大学教員も最新農政情報の刺激をうけるとともに、現場ニーズを踏まえた新たな研究の端緒としたいと感じました。また、国営事業所を研究フィールドにする卒業研究・修士研究等に関連して、学部学生・大学院生に対する研究助成金制度などについての話題もあり、この制度を積極的に活用したいと感じました。

 これらの意見交換の内容については、東海農政局の方々にも大学の研究、講義、就職支援等に参画いただきながら、今後の諸問題の改善に活かしていく予定です。

(文責:農業土木学講座教員)

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