2024..8.9 生物資源全体を撮影しました
8月9日、オープンキャンパスが中止となり、閑散としたキャンパスですが、 三重大学大学院生物資源学研究科 100 周年を記念して、2023 年(令和 5年)2月17日に植樹したクマノザクラが、暑さに負けずに成長しています。
クマノザクラ(Cerasus kumanoensis T. Katsuki)は,紀伊半島南部にのみ分布する,2018年に命名された日本固有の野生のサクラです.サクラ属のように花が目立つ樹木での新種発見は,極めて珍しいことです.オオシマザクラの命名以来,日本のサクラ属として実に103年ぶりに命名されました.クマノザクラの特徴は,何といってもその早い開花時期にあります.自生地では,ヤマザクラとの開花期の重複がほとんどみられないほどの早さです.(文責:木佐貫博光教授)
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