2024年7月11-12日に、熊本県熊本市にて セルロース学会第31回年次大会が開催され、博士前期課程2年生の沖あかりさん(資源循環学専攻 森林資源環境学講座 木質分子素材制御学研究室 担当教員:野中寛教授,德永有希助教) が優秀ポスター賞を受賞しました。(全114件中5件) 誠におめでとうございます!
発表タイトル
TBAA/DMSO混合溶媒のセルロース溶解性に影響を及ぼす因子の調査
◯沖 あかり1,野中 寛1,山崎明日香2, 岩田一平2(1.三重大院生資,2.フタムラ化学)
セルロース系パルプから再生セルロース繊維等を生産するために,広く「ビスコース法」が使われています。 これに対して,フタムラ化学株式会社では,セルロースをTBAA/DMSO混合溶媒に溶解して再生する技術を社会実装しようとしています。 (➡詳細はこちら)
本発表は,三重大学とフタムラ化学で実施している共同研究の内容であり,溶媒組成や溶媒中に含まれる水がセルロースの溶解性に対して与える影響について,三重大学にて詳細に検討したものであり,非常にインパクトある研究成果です。