「伊勢志摩海洋教育研究アライアンス」の協定締結式及び「海のシリコンバレー」シンポジウムを開催しました

10月1日(土)、鳥羽市民体育館サブアリーナにおいて、「伊勢志摩海洋教育研究アライアンス」の協定締結式及び「海のシリコンバレー」シンポジウムを開催しました。 「伊勢志摩海洋教育研究アライアンス」は、三重大学大学院生物資源学研究科、鳥羽市(水産研究所、海の博物館)、鳥羽商船高等専門学校、(株)鳥羽水族館、三重県水産研究所、水産研究・教育機構水産技術研究所、名古屋大学大学院理学研究科菅島臨海実験所、ミキモトグループ((株)ミキモト、(株)御木本真珠島、御木本製薬(株))の伊勢志摩地域に拠点がある高等教育機関、地方公共団体、公的研究機関、地元企業が海洋・水産に関わる教育活動、研究活動及び地域連携活動を通し、地域社会の発展に寄与することを目的とした地域連携プラットフォームです。
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伊勢志摩海洋教育研究アライアンス ポンチ絵資料


三重大学大学院生物資源学研究科は、英虞湾の離島に設置されていた水産実験所を、鳥羽市の全面的な協力の下に、鳥羽市小浜地区に鳥羽市水産研究所に隣接させて移転整備し、三重県の重要な水産物である貝類,甲殻類,海藻類の先進的増養殖技術研究やスマート水産業研究に強みを持つ新水産実験所として令和3年4月に発足させました。加えて、新水産実験所は隣接する鳥羽市水産研究所と協働して、現場力を涵養する学生実習教育、地域人材育成、地域課題を解決するための共同研究を目的とした「鳥羽海洋教育研究センター」を令和3年5月末に発足しました。今回、締結を行った「伊勢志摩海洋教育研究アライアンス」は、「鳥羽海洋教育研究センター」をコアとして、さらなる効果的かつ有機的な海洋教育研究や地域の水産業の発展に資する機能を展開すべく、「三重県の豊かな水産資源を最大限に活用するための水産学関係の教育研究環境の整備、"地域に根ざし世界に誇れる"水産学の教育研究拠点」として構想され、上記の地域に所在する優れた水産・海洋系教育研究機関のご理解とご協力を得て、今回の協定締結に至りました。
協定締結式は、中村欣一郎鳥羽市長からのご挨拶に始まり、松村直人生物資源学研究科長が関係機関とともに協定書に署名を行いました。
続いて、協定締結式の後、「海のシリコンバレー」シンポジウムを開催しました。



中村鳥羽市長

松村研究科長

集合写真
協定締結式


鳥羽市は、伊勢志摩地域を海に関わる教育研究機関等が多く立地する、全国でも希なインフラ環境として 「海のシリコンバレー」と位置付けており、機関相互の連携を強化し、新たな関わりが生まれることを期待して、 関係9機関からそれぞれの研究や教育活動の内容を発表するこのシンポジウムが開催されました。三重大学から、 伊藤正明学長がご挨拶し、水産実験所の松田浩一教授が、水産実験所の教育研究活動について発表を行いました。


伊藤学長

松田教授







パンフレット