木村妙子教授が、熊野灘の海底900mをしんかい6500で調査しました。


着水前の有人潜水調査船しんかい6500


本研究科の木村妙子教授 (生物圏生命科学専攻 海洋生物学講座 海洋生態学研究室)が 東京大学大海洋研究所(AORI)/JAMSTECの1週間の共同利用航海(主席研究員:波々伯部夏美さん(JAMSTEC))に参加しました。
今回は、有人潜水調査船しんかい6500にも乗ることができ,三重県熊野灘沖の深海生物探査を行いました。
この海域のしんかい6500による生物調査ははじめてのことです。
この海域では三重大学練習船勢水丸の学生実習や研究航海で生物調査を行っており,多様な底生動物相が確認されています。また,これまでに多くの新種も発見されています。

今回の潜水調査では海上から見ることのできない実際の海底の様子や生き生きとした生物の様子を観察できました。調査には様々な研究機関の若い研究者たちが参加しており,熱心にサンプルから生物を取り出し観察をしていました。
熊野灘沖の生物多様性の謎が解明される研究成果を心待ちにしています。
(文責:木村妙子教授)


木村妙子教授「行ってきます」


これから潜航

関連リンク

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東京大学大気海洋研究所 大気海洋研究拠点「研究航海日誌」
木村妙子教授 海洋生態学研究室


潜水艇と一緒に潜って縮んだブタメン(右)

パンフレット