木村妙子教授共著書 しかけ絵本『このあな なんじゃ』が「令和5年度こども家庭庁こども家庭児童福祉文化財推薦作品」に選定されました!


生物圏生命科学専攻 海洋生物学講座 海洋生態学研究室木村妙子教授 共著書 しかけ絵本『このあな なんじゃ』(シリーズ全3巻)が 「令和5年度こども家庭庁こども家庭 児童福祉文化財推薦作品*」に選定されました。
*こども家庭庁こども家庭審議会推薦児童福祉文化財・・・こどもの健全な育成に役立つとして、こども家庭庁こども家庭審議会において選定される絵本・児童書などの作品。

●『このあな なんじゃ』の概要

「あな」をテーマに、未知の世界と出会う幼児向けの仕掛け絵本シリーズです。

干潟にあいた無数の「あな」。
身近な場所の地面の「あな」。
地層にのこされた「あな」や「あと」。
その中には、いったい何がすんでいる(た)ーーー?

日常ではなかなか出会うことのない不思議な生き物やその生態を、専門家たちが愛たっぷり、こだわりたっぷりに届けます。
巻末には登場した生き物の図鑑のほか,「干潟についてのやさしい解説」「いきものたちのすみかの減少」「生痕化石Q&A」などなど、読者の世界をさらに広げる情報が満載です。
「絵本でSDGs推進協会」からも推薦されました。

なんじゃなんじゃ、このあななんじゃ。
しかけを開くたびにおとずれる〈未知との遭遇〉を、子どももオトナもいっしょにお楽しみください!

木村妙子教授からのコメント

 「干潟」は海で潮が引いたあとに見える砂や泥の地面のことです。一見何もいないような地面の中に、大小さまざまな種の生物が住んでいるのが干潟生態系の特徴と言えます。
このような隠れた生物たちの存在を,「穴」を通じて表すことができたらおもしろいのでは......?と思ったのが,このしかけ絵本を作ろうと思ったきっかけでした。
「ツバサゴカイじゃ〜〜〜!!」と幼児が叫ぶ動画を見て、幸せを感じている私です。

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