【プレスリリース】消費者はコメの情報も味わっている?! 食味評価と購買意欲を向上させる栽培情報の不思議な効果

資源循環学専攻関谷信人教授国際・地域資源学講座 国際資源植物学研究室)の研究成果が、2024年11月19日、国際学術誌Sustainabilityに掲載されました。


消費者はコメの情報も味わっている?!

関谷先生からコメント

全く同じコメを食べているはずなのに有機栽培であることを説明すると美味しく感じてしまう。私たちは、そんな興味深い現象を科学的に実証しました。つまり、消費者はコメそのものの味だけでなく、その栽培方法に関する情報も一緒に「味わっていた」のです。これは、栽培方法や生産者に関する適切な情報を提供することで、有機米に対する消費者需要を高められることを示しています。本研究は、2024年11月19日にSustainability誌に掲載されました。

論文タイトル:
Shaping Rice Preferences: Effects of Farming Information, Package Design and Consumer Attributes
著者:
by Nobuhito Sekiya,Toru Nakajima and Takeshi Tsuji
DOI:
https://doi.org/10.3390/su162210099

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消費者はコメの情報も味わっている?!
食味評価を変える情報提供の不思議な効果
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