【プレスリリース】イルカの糞,垢,母乳の炭素・窒素安定同位体比から食性推定が可能に


ハンドウイルカから垢を採取している様子。写真提供:太地町立くじらの博物館

本研究科 博士前期課程2年の塚田秋葉さん(筆頭著者)は 、同研究科の指導教員である船坂徳子准教授淀太我准教授吉岡基教授(現・三重大学 理事)、 太地町立くじらの博物館の平松春香氏および稲森大樹氏とともに、鯨類の食性解析手法として一般的な炭素・窒素安定同位体比分析において,ハンドウイルカを対象に研究を行い、糞、垢、母乳から食性を調べることが可能であることを明らかにし、またどのような生物をどれくらい食べているかを推定するために必要な値である濃縮係数を算出することに成功しました。
本研究によって、糞、垢、母乳の安定同位体比からイルカの摂餌生態が解明されていくことが期待されます。
この研究成果は、2025年2月4日に「日本水産学会誌」に掲載されました。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

【プレスリリース・研究成果】
三重大学の研究最前線 Rナビ
イルカの糞,垢,母乳の炭素・窒素安定同位体比から食性推定が可能に~
➡ https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/cat775/post-86.html

詳細(プレスリリース本文)
https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/2fa8112f86e432714df8680bfd42ccd3.pdf



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