野中寛教授の技術が,カカオ殻を原料とした鉛筆製造に応用されました。

本研究科の 野中寛教授木質分子素材制御学研究室)のセルロース誘導体を用いたバイオマス粉体の押出成形技術が,カカオ殻を原料とした鉛筆製造に応用されました。

野中寛教授は,木粉の押出成形技術を活用した鉛筆製造について,三菱鉛筆株式会社と共同研究を進めてきました。今回,その技術が,同社が支援するNPO法人CLOUDYによるガーナのカカオ殻を原料とした鉛筆製造に活用され,専門紙『週刊ビューロウ』(文具・紙製品・OA・ファンシー分野)(令和7年5月15・22日合併号)に掲載されました。 なおこの鉛筆は,CLOUDYホームページで販売されています。

野中寛先生のコメント

自身の技術が,間接的ながらアフリカの地で役立ち,商品化されたことを,大変嬉しく感じています。


カカオ殻を原料とした鉛筆

関連リンク

(三重大学外部のホームページです。)
三菱鉛筆株式会社 プレスリリース 2025年04月18日
「ガーナ産カカオの殻を使った鉛筆製造の新たな取り組み」を支援
木質分子素材制御学研究室 マスコミ報道に関する記事アーカイブ
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