本研究科 資源循環学専攻の吉原佑准教授(国際・地域資源学講座 国際資源利用学研究室)、本研究科博士前期課程 堀江連太郎さん(研究当時)らの研究グループは、
乾燥地(モンゴル)において家畜生産と草地劣化の観点から最適な放牧戦略を明らかにしました。
本研究の成果は、2025年10月14日付けでネイチャー出版グループの電子ジャーナル「Scientific Reports」に掲載されました。
2025年11月7日発表され、プレスリリースが行われました。
- 家畜の生産を促進し、草地の劣化を防ぐためには、最適な放牧戦略を開発する必要がある
- 夏期のモンゴル草原を調査地として羊をエージェント、植生を環境としたエージェントベースモデルを開発した
- モンゴルにおける放牧密度の増加は、草地の劣化をもたらす可能性がある
- 家畜生産と草地劣化において最適の放牧戦略は、牧民が羊を最も植生量の高い場所に導くことである
論文情報
論文名 Predicting livestock intake energy at different grazing strategies using agent-based modelling of livestock.
著者 Yoshihara, Y., Horie, R., Miyasaka, T., Kono, A., & Shinoda, M.
雑誌名:Scientific Reports
https://www.nature.com/articles/s41598-025-19816-8
公表日:日本時間 2025 年 10 月 14 日(火)
詳細は,下記サイトをご覧ください。
https://www.mie-u.ac.jp/news/topics/2025/11/-ai-1.html
名古屋大学 研究成果発信サイト 東京大学 研究成果 生物資源学部:論文情報アーカイブ

様々な家畜密度や羊の放牧パターンにおける放牧圧の分布