資源循環学専攻の関谷信人教授(国際・地域資源学講座 国際資源植物学研究室)、近藤誠准教授(農業生物学講座 草地・飼料生産学研究室)らの研究グループは、
下記について解明しました。
2024年7月2日発表され、プレスリリースが行われました。
- 飼料用水稲が巨大根系を形成し、多量のデンプンと窒素を蓄積することを発見。
- 土壌と灌漑水の障壁によりベールに包まれていた水稲根系の機能を初めて明らかに。
- 飼料用水稲は巨大な茎葉が飼料となり、巨大根系と蓄積養分が堆肥となる可能性も。
- 価格が高騰する飼料と化学肥料を代替し持続的コメ生産に貢献することが期待される。
本研究成果は、2024年7月1日付で、国際学術誌「Field Crops Research」にオンライン掲載されました。
論文タイトル:
Post-heading accumulation of nonstructural carbohydrates and nitrogen in rice (Oryza sativa L.) roots
https://doi.org/10.1016/j.fcr.2024.109478
論文タイトル:
Post-heading accumulation of nonstructural carbohydrates and nitrogen in rice (Oryza sativa L.) roots
https://doi.org/10.1016/j.fcr.2024.109478
写真1:水田から掘り出した水稲根系、写真2:飼料用水稲の茎葉
写真3:根系調査1、写真4:根系調査2、写真5:根系調査5
⇒ 詳細は,以下三重大リサーチナビをご覧ください。
三重大Rナビ
水稲に秘められた未知の能力を解き明かす
―巨大根系に含まれる豊富な養分が持続的コメ生産の鍵に!!―
本プレスリリースの本文