生物資源学研究科オープンラボ2024を開催しました。
今回は、「生物資源学のチカラで地域を豊かに!」と題し、4名の教員によるシンポジウムと46名の学生によるポスターセッションを企画として、三翠ホール(大ホールおよびホワイエ)にて開催いたしました。
今回も昨年度に引き続き、Webサイトからの事前申込により参加者を募りました。来場者は、学外から137名、学内から教職員・学生93名、総勢230名の方にご来場いただきました。
シンポジウム
シンポジウムでは、冒頭に生物資源学研究科長 松村 直人より、研究科の活動について紹介があり、次いでシンポジウム司会者の 副研究科長(研究担当)柿沼 誠 から、シンポジウム登壇教員4名の紹介がありました。
登壇者4名
1. 森を豊かにする先端研究
-地面の下から森を眺める-
森林微生物学教育研究分野 教授 松田 陽介
2. 森を豊かにする先端研究
-土壌有機物の視点から-
土壌圏システム学 教育研究分野 教授 渡邊 晋生
3. ヒトの暮らしを豊かにする先端研究
-21 世紀はゲノムの時代-
分子細胞生物学教育研究分野 教授 竹林 慎一郎
(戦略的リサーチコア 重点ユニット代表)
4. ヒトの心を豊かにする先端研究
-イルカからヒトのことを眺める-
鯨類学教育研究分野 教授 森阪 匡通
(鯨類研究センター 副センター長)
シンポジウム後は休憩を挟み、ポスターセッション参加学生による「研究ショートプレゼンテーション」を実施しました。この企画では、学生が自身の研究(ポスター展示)内容をまとめた1枚のポンチ絵を事前に作成し、大ホールに1名ずつ登壇して1分間の時間制限の中、ポンチ絵を利用して専門外の方にもわかりやすく短い言葉で発表しました。学会やゼミで発表する雰囲気とはまた違った形で、参加者に見守られる緊張感もあり、盛大に盛り上がりました。その後、ホワイエに移動して、学生によるポスターセッションを開始しました。
ポスターセッションでは、学生が作成した大型ポスターを事前にパネルに貼り付けてホワイエに配置し、200名以上の聴衆を相手に自身の研究内容について発表しました。この企画では、学生46名の大型ポスターのほか、シンポジウム登壇教員などが作成した大型ポスターを合わせて54件の研究課題を紹介しました。
ポスター賞選考委員の投票によって、ポスター発表が特に優秀であると評価された学生(4名)には後日、研究科長から優秀ポスター賞が授与されます。
生物資源学研究科では,社会連携,地域連携を目標として, セミナーの開催,展示会への出展等を行っています。