生物資源学研究科オープンラボ2025を開催しました。

2025年9月19日(金)、三重大学共通教育校舎および環境・情報科学館においてオープンラボを開催しました。

この企画は、日頃、教員と学生が生物資源学研究科で行っている研究の成果を、農林水産、食品、バイオ・医薬品、化学、環境科学などの関連企業や公的機関、さらには地域の方々にもアピールし、教育・研究という側面から生物資源学研究科に対する理解を深めてもらうことを目的としています。

今回は、「生物資源学を貫く地道な基礎研究で地域に貢献を」と題し、3名の教員によるシンポジウムと41名の学生によるポスターセッションを企画し開催いたしました。
来場者は、学外、学内より総勢約230名の方にご来場いただきました。


開会挨拶



橋本研究科長


シンポジウムでは、冒頭に生物資源学研究科長 橋本 篤より、続いてシンポジウム司会者の副研究科長(研究担当)松田 陽介から、シンポジウム登壇教員の紹介がありました。



登壇者3名



フィリピンをフィールドとした水牛研究とワークライフインテグレーション
動物生産学 教育研究分野  准教授 伴 智美

 
伴智美准教授

GROW -LAB:実践の先に、未来が育つ 〜食品・香粧品・核酸医薬開発を例に〜
水圏材料分子化学 教育研究分野  准教授 伊藤 智広


伊藤智広 准教授

この世界の片隅に 〜三重で研究するということ~
海洋生態学 教育研究分野  教授 木村 妙子


木村妙子教授

それぞれの教員より、ユニークなライフイベントの話を交えた現在の研究にいたるまでの地道な研究や産学連携での研究内容の紹介などが話されました。

研究ショートプレゼンテーション


シンポジウム後は休憩を挟み、ポスターセッション参加学生(留学生含)による「研究ショートプレゼンテーション」を実施しました(ポスターセッション座長 倉島 彰)。
この企画では、学生が作成した自身の研究(ポスター展示)内容をまとめた1枚のポンチ絵を用いて、1分間の時間制限の中専門外の方にもわかりやすいよう短い言葉で発表しました。学会やゼミで発表する雰囲気とはまた違った形で、参加者に見守られる緊張感もあり、盛大に盛り上がりました。
その後、会場を変え(ポスター会場:環境・情報科学館)、学生・教員によるポスターセッションを開始しました。

 








ポスターセッション

ポスターセッションでは、学生が作成した大型ポスターをパネルに展示し、各パネルに訪れた来場者へ自身の研究内容についての説明や質疑応答を通して交流をはかることができました。この企画では、学生41名の大型ポスターのほか、シンポジウム登壇教員などが作成した大型ポスターを合わせて48件の研究課題をご紹介しました。

 





閉会挨拶

ポスター賞選考委員の投票によって、ポスター発表が特に優秀であると評価された学生(2名)には後日、研究科長から優秀ポスター賞が授与されます。 70分間のポスターセッションを終え、副研究科長(教育担当)塚田 森生からの閉会挨拶をもってオープンラボを終えました。

 
教授 塚田 森生、総合司会 教授 松田浩一

開催案内・プログラム
(クリック・タップで、拡大します。
 



生物資源学研究科では,社会連携,地域連携を目標として, セミナーの開催,展示会への出展等を行っています。

パンフレット