環境・生産科学講座

本講座では、豊かな環境の創造と保全を目指し、高度な科学的ならびに工学的手法を用いて、環境および農林水産業にかかわる諸問題を解決し、グローバルな視点をもって地域の発展に貢献することを目標としている。とくに①生物生態に関する知識を基に、情報処理技術を核とした環境情報の計測・制御・システム工学を手段とする。②農山村地域における豊かで安全・安心な地域環境の創造を目的とする。③自然環境と人間社会を含む生態圏の環境保全技術を対象とする。そして、④地域に根ざした持続的社会の発展に貢献できる人材養成に向けた教育・研究を行う。

環境・生産科学講座の教育研究分野

環境情報システム工学

人類が,他の生物と共生し持続的発展を図るため,本研究分野では,生物生態に関する知識を基に,高度な情報処理技術を核とした環境情報の計測・制御,環境評価,先端のシステム工学等を教育研究の手段とする。すなわち,環境改善に関連する各種プラントおよび環境共生技術について高度な教育研究を行う。また,次世代型精密管理手法に基づいた低環境負荷型技術を用い,革新的な生物資源生産法およびその加工法について教育研究を行う。

地域保全工学

この分野では,地域住民の安全・快適な生活基盤を守ることを考えている。すなわち,(1)自然環境の評価・修復・保全・管理,(2)各種施設の設計・施工・維持管理,ならびに(3)自然災害に対する防災・減災手法の創出,などがこの分野の主たる対象となっている。これらについて科学的・工学的視点から取り組んでいる。

生態系循環システム学

自然環境と人間社会を含む生態圏における持続的な物質循環システム・フードシステムや環境保全技術について,光計測や生物情報工学,土壌科学を駆使した多面的な教育研究を行う。

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