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日本の農業土木学教育は2021年に三重大学において100年を迎えました。

〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577

トップページ学習教育到達目標

学習・教育到達目標Educational Goal

カリキュラムマップ

カリキュラムマップは、学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ及び各授業科目のつながりを示したものです。
学習内容の順次性と授業科目間の関連性を同時に図示化したもの(フロチャート)であり、カリキュラムの年次進行、授業科目間のつながり、授業科目と教育目標の達成との関係などカリキュラムの体系性が一望できるようになっています。

2023年度入学生用   2022年度入学生用   2021年度入学生用   2020年度入学生用


学習・教育到達目標

農業土木学プログラムでは、各科目において求められる学習・教育到達目標を(A)から(I)まで設定し、それぞれの科目に対して位置づけることで教育効果を高めています。 これらの(A)から(I)は、三重大学の「4つの力」を考慮した詳細な学習・教育到達目標となっています。さらに、日本技術者教育認定機構(JABEE)による認定基準(a)〜(i)にも対応した学習・教育到達目標となっています。

これらの学習・教育目標(A)から(I)を達成するために履修する講義科目群は、カリキュラムマップ(上記)で確認してください。カリキュラムマップの左欄の(A)から(I)が学習・教育到達目標に対応しています。

※以下に
記載してある達成水準は、学習・教育到達目標を達成するための必要最低限の達成水準であり、主体的な学習力をつけるうえでも、他の科目を可能な限り履修することを推奨します。

達成水準

 下記の学習・教育到達目標に関する科目は(PDFファイル)に示しています。達成水準は,授業成績の評価点が6点以上(10点満点中)あれば満たしているものとします。

(A) 幅広い教養と国際性

 グローバルかつ広範囲な視点に立ち,国や地域ごとに異なる自然や文化を広く認識し、それらが共存・調和できるための自然・社会・人文科学に関する教養を身につけ、個人との関わりを大切にし、国際的に受信・発信できる基礎的なコミュニケーション能力を身につける。

(B) 技術者の感性と倫理観

 地域整備・保全を目的とした公共事業の現場を実体験し、事業で現在および将来、解決が求められている諸問題についての広い知識を持ち、事業が自然環境や人間社会に与える影響・効果の大きさを強く認識し、それに関わる技術者の役割と責任を自覚し、技術者としてとるべき姿勢・態度を身につける。

(C) 科学的アプローチ

 専門技術の基礎となる数学、自然科学、情報技術の知識を習得し、自然環境における緒現象の数学・科学的な把握と記述、データの収集・伝達方法を身につける。

(D) 専門知識とその応用

 自然と調和の取れた地域整備・保全を目的とした事業に必要な計画・設計手法、それらの基礎となる水・土・構造物に関する基礎的な知識・理論を習得する。特に構造物の設計・施工に関する科目を重視し、ものづくりや維持管理の現場で直接役に立つ知識を習得する。

(E) 専門知識による課題設定と問題解決力

 実験や実習等を通して、講義で修得した専門知識が、実際の地域整備・保全に関する諸現象の解明や事業の実施にどのように用いられるかを理解し、専門知識を用いて解決すべき実際の問題を認識し、自ら解決する能力を修得する。

(F) コミュニケーション力

 専門技術に関わる問題について、必要な情報をわかりやすく記述する能力、みずからの考えを論理的に展開し記述する能力、多数の聴衆の前で限られた時間内に論点をわかりやすく説明する能力、そのための説明資料の作成能力、相手の考えを適切に理解し質問・討議する能力を身につける。

(G) 継続的な主体的学習力

 課題を解決するために必要な知識や情報を得るための方法を理解・体得し、自主的、継続的に学習できる能力を身につける。

(H) 計画的な課題探求力

 実験や実習、卒業研究等を通して、専門技術に関わる問題について、与えられた時間や予算、入手可能なデータ等が制約される条件下で、長期的・短期的に計画を立てて仕事を遂行し、必要が生じた場合は計画を変更し、期限内に最良の成果をあげる能力を身につける。

(I) 協働における指導力・協調性

 実習等を通して、さまざまな他者と協働で成果を出すことが求められたときに、自己のなすべき行動を的確に判断して実行し、他者に対して共感しながらも他者の取るべき行動を判断し適切に働きかける指導力・協調性を身に付ける。


三重大学4つの力と学習・教育到達目標との対応

 ※詳細は三重大学HP「大学の基本的な目標」の表1を参照

「感じる力」
 感性、共感、倫理観、モチベーション、主体的学習力、心身の健康に対する意識

  (B) 技術者の感性と倫理観
  (G) 継続的な主体的学習力

「考える力」
 幅広い教養、専門知識・技術、論理的思考力、批判的思考力、課題探求力、問題解決力

  (A) 幅広い教養と国際性
  (C) 科学的アプローチ
  (D) 専門知識とその応用

「コミュニケーション力」
 情報受発信力、討論・対話力、指導力・協調性、社会人としての態度、実践外国語力

  (A) 幅広い教養と国際性
  (F) コミュニケーション力

「生きる力」
 感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

  (E) 専門知識による課題設定と問題解決力
  (H) 計画的な課題探求力
  (I) 協働における指導力・協調性



JABEE基準と学習・教育到達目標との主な対応

※ JABEE基準とは、農業工学及び関連のエンジニアリング分野の学士課程プログラム共通基準1(2)(2012年度〜)のことです。

(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
  (A) 幅広い教養と国際性

(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
  (B) 技術者の感性と倫理観

(c) 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力
  (C) 科学的アプローチ

(d) 当該分野において必要とされる専門知識とそれらを応用する能力
  (C) 科学的アプローチ
  (D) 専門知識とその応用
  (E) 専門知識による課題設定と問題解決力
  (F) コミュニケーション力
  (G) 継続的な主体的学習力
  (H) 計画的な課題探求力

(e) 種々の科学,技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
  (E) 専門知識による課題設定と問題解決力

(f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
  (A) 幅広い教養と国際性
  (F) コミュニケーション力

(g) 自主的,継続的に学習できる能力
  (B) 技術者の感性と倫理観
  (G) 継続的な主体的学習力

(h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力
  (B) 技術者の感性と倫理観
  (H) 計画的な課題探求力

(i) チームで仕事をするための能力
  (I) 協働における指導力・協調性

三重大学の4つの力・JABEE基準と学習・教育到達目標との対応表(こちら



バナースペース

農業土木学講座
産学官民連携実績

(官)三重県農林水産部
   農業基盤整備課
学官連携協議会(2004年〜)


(民)水土里ネットみえ
学官連携協議会(2004年〜)


実践農業土木学(旧称:実践農業農村工学)(非常勤講師)(2004年〜)
(官)農林水産省東海農政局
(官)三重県農林水産部
(官)愛知県農林水産部
(官)三重県県土整備部
(官)津市教育委員会
(民)三重県水土里ネット
(民)愛知県水土里ネット
(産)三祐コンサルタンツ
(産)NTCコンサルタンツ
(産)若鈴コンサルタンツ
(産)清水建設
(産)鹿島建設


農業土木学キャリアアップ演習(旧称:農業農村工学キャリアップ演習)(非常勤講師)(2011年〜)
(官)国土交通省中部地方整備局


(官)農林水産省東海農政局
   農村計画部・整備部
連携・協力協定(2016年〜)


(団体)(独)水資源機構
   中部支社
連携・協力協定(2016年〜)
(水資源管理・施設分野)


(産)(一社)農業土木
   事業協会
連携・協力協定(2019年〜)


(団体)(公財)三重県建設
   技術センター
建設技術研修への協力