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日本の農業土木学教育は2021年に三重大学において100年を迎えました。

〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577

トップページ学びたい人は

農業土木学教育コースで学びたい人へ


「農業」と「土木」を一緒に学べる分野横断的学問!!

三重大学は学科として農業土木学科が設置された全国で始めての大学で、100年の教育・研究実績と伝統があります。

創設当初から、

農業の知識をもった土木技術者

という分野横断的学問分野の技術者育成を目的としています。

農業土木学は100年前から

『農場での栽培実習』と『土木工学の基礎実験』の両方が必修科目

という
ユニークなカリキュラムを持っています。

農業土木学は、「忠犬ハチ公」の飼い主の上野英三郎先生によって体系づけられた学問です。

詳しくは、こちら「実践的教育」>

三重大学農業土木教育の歴史


高校生の皆さんへ!

世界の貧困問題、食糧問題、紛争問題の根幹には「食べられない」という問題が大きく横たわっています。
農業土木学は世界各国で、この「食べられない」という問題に正面から取り組み、

荒野を農地に! 人々に水を!

と、食糧問題の根幹となる農地や水資源の開発・保全に取り組んでいます。

三重大学の農業土木学教育コースは、産業界・自治体・大学との密接な連携をとり、インターンシップや講義を通じて、農地や水資源開発・保全の現場を体験したり、国内外で活躍する先輩方の話をお聞きすることができます。

詳しくは、こちら「実践的教育

塩害の低湿地を農地に変えた! 三重大学にある農業土木遺産

自然災害への具体的な対策に取り組めます!

近年、気候変動による異常気象により台風などで甚大な風水害が発生したり、巨大地震が頻発するようになりました。三重大学の農業土木学プログラムは、気候変動のメカニズムや巨大地震の発生リスクといった科学的知識を身に付けることのできる科目を学んだ上で、具体的な自然災害対策をとれる土木技術を学ぶことができます。

「気象学・地質学」で自然災害の要因を学び、
「土木工学」で自然災害への対応策を学ぶ!


三重大学農業土木学教育コースでは、多くの知識を必要とする農業土木学を理解するために、学生の自主性を重んじたカリキュラムを組んでいます。多くの選択科目から多様な知識を吸収し、自然災害への対策方法を考えてください。

詳しくは、こちら「学習・教育到達目標

50年、100年後の未来をともに考えよう

温暖化、異常気象といった気候変動が起こる中、人類の影響で森林資源の減少、砂漠化、生物多様性の喪失など自然環境の破壊が急速に進んでいます。それに加え、水資源の枯渇、食糧問題、貧困などのグローバルな問題から、国内では高齢化、中山間地域の過疎化、耕作放棄地の拡大などローカルな問題まで、現代は様々な問題を抱えています。
このような時代に、50年後、100年後を見据えた政策を立案し、一つずつ実行していくことは大変重要なことです。特に、土木分野は地形を変えたり大きな土木構造物を作ることから1つの事業の影響が何十年にも及ぶ分野です。特に、技術系公務員は国家公務員ともなると地球規模の変動を読んで数十年後の日本のグランドデザインを描いていくこともあります。

未来のために今なにができるのか

三重大学の農業土木学教育コースでは、このような未来を考える立場となる公務員の就職実績は非常に高いです。全国40以上に農業土木系を学べる大学がある中で、国家公務員の農業土木分野(国家公務員総合職農業農村工学分野)の約1割(10人に1人)が三重大学の卒業生です。三重大学の先輩方が実際に日本のグランドデザインを描いています。皆さんもともに考えましょう。


詳しくは、こちら「就職情報

技術者への第一歩を踏み出そう。

『環境問題』には「食糧問題」「環境汚染問題」「自然災害対策」「生物多様性保全」など多様な問題があります。これらの問題について、科学的な分析を行い原因究明などをするのは科学者の仕事ですが、「今ある技術」で「限られた予算の中」で「現実的な解決法」を見出していくのは技術者という職業です。
特に、土木技術者は土にまみれる職業のイメージですが、実はどちらかというと、人々の豊かな生活を支えるための「頭脳集団」です。

「科学的知識と今できる最高の技術」で環境問題を解決しよう

三重大学の農業土木学教育コースは、技術者教育の第三者機関(JABEE)の認定を受けた教育プログラムです。農業土木学教区コースを修了することで、技術者の第一歩である「修習技術者」の資格を得ることができ、登録により国家資格である「技術士補」の資格を得ることができます。

三重大学生物資源学部 共生環境学科に入学しましょう

農業土木学は、三重大学共生環境学科 農業土木学教育コースで学べます。

三重大学の入試情報はこちら

三重大学生物資源学部 共生環境学科1年生の皆さん

共生環境学科の1年次生は、1年次後期にコース分属が行われます。

コースは以下の3コースです。
○ 地球環境システム学教育コース

○ 環境情報システム学教育コース

○ 農業土木学教育コース

1年次後期のガイダンスで、農業土木学教育コース(JABEEプログラム)に関する説明があります。
農業土木学教育コースで学ぶには、
まず、このHPにあるアドミッション・ポリシー(受入方針)と学習・教育目標を熟読して理解してください。
教育コース分属時に、
農業土木学学教育コース(JABEEプログラム)
の希望を提出してください。分属は、学生の学習希望を最優先に分属します。

希望人数が定員を超えた場合は、希望動機や必修科目の成績により選抜を行います。

※ 農業土木学教育コース選択者は、コース選択をもってJABEEプログラム履修生となり、修了時に「修習技術者」の認定証が交付され、申請により国家資格「技術士補」を取得できます。


高等専門学校、他大学の皆さん

1.編入学試験を受験してください

出願資格を確認して、
生物資源学部共生環境学科農業土木学教育コース
を選択して出願してください。

志望理由に、農業土木学教育コースでの教育を希望することを明記し、志望理由を記述してください。

三重大学の編入学試験情報はこちら

2.三重大学生物資源学部に合格後

担当の就学カウンセラーにより認定審査を行います。

JABEE(農業土木学プログラム)認定審査
a.所属または修了学科・コースがJABEE認定されている場合
 編入学合格後、その他の関係資料ほか、提出済みの授業計画書またはシラバス、成績証明書により審査を受けて適格と認められた場合、JABEE対応の農業土木学教育コースに編入することができます。

b.所属または修了学科・コースがJABEE認定されていない場合
 編入学合格後、その他の関係資料ほか、提出済みの授業計画書またはシラバス、成績証明書により審査をして適格と認められた場合、JABEE対応の農業土木学教育コースに編入することができます。
このとき担当の就学カウンセラーが、農業土木学教育コースの学習教育到達目標を達成できるような、単位の読み替え指導を行います。


共生環境学科2年生以降の皆さん

1.他コースから農業土木学教育コースへの転コース

JABEE資格審査の理由から原則として、他教育コースから農業土木学教育コースへの転コースは認めていません。
※他教区コースに所属し卒業時に結果的にJABEE認定科目を満たしていてもJABEEプログラム修了生とは認められません。

農業土木学教育コースでの教育を強く希望する場合は1年次後期のコース分属時に、強く希望してください。

2.農業土木学教育コースから他コースへの転コース

JABEE資格審査の理由から農業土木学教育コース選択後の転プログラムは、原則認めていません。
ただし、やむを得ない理由があった場合、4年次生前期開始(卒業の1年前)までは、理由書を担当の就学カウンセラーまたはコース主任に提出し、農業土木学教育コース内の教育改善委員会の承認を得た後、学科会議により承認が得られれば、転コースできます。

バナースペース

農業土木学講座
産学官民連携実績

(官)三重県農林水産部
   農業基盤整備課
学官連携協議会(2004年〜)


(民)水土里ネットみえ
学官連携協議会(2004年〜)


実践農業土木学(旧称:実践農業農村工学)(非常勤講師)(2004年〜)
(官)農林水産省東海農政局
(官)三重県農林水産部
(官)愛知県農林水産部
(官)三重県県土整備部
(官)津市教育委員会
(民)三重県水土里ネット
(民)愛知県水土里ネット
(産)三祐コンサルタンツ
(産)NTCコンサルタンツ
(産)若鈴コンサルタンツ
(産)清水建設
(産)鹿島建設


農業土木学キャリアアップ演習(旧称:農業農村工学キャリアップ演習)(非常勤講師)(2011年〜)
(官)国土交通省中部地方整備局


(官)農林水産省東海農政局
   農村計画部・整備部
連携・協力協定(2016年〜)


(団体)(独)水資源機構
   中部支社
連携・協力協定(2016年〜)
(水資源管理・施設分野)


(産)(一社)農業土木
   事業協会
連携・協力協定(2019年〜)


(団体)(公財)三重県建設
   技術センター
建設技術研修への協力