本文へスキップ

日本の農業土木学教育は2021年に三重大学において100年を迎えました。

〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577

トップページ実践的教育必修科目の中の実践的教育科目

必修科目の中の実践的教育科目

フィールドサイエンスセンター体験演習(学部必修科目:1年次通年:1単位)

○○○○○○○○イメージ

フィールドサイエンスセンター体験演習とは、三重大学生物資源学部が所有する「農場」「演習林」「水産実験所」「練習船勢水丸」を訪問する実習です。

生物資源学部の教育目標は「山の頂から海の底まで」です!

山から海までの自然とともに,そこで行われるフィールド研究の一端に触れる機会を得ることにより,自然の多様性,陸と海の相互依存性,自然と生物生産の関係を体験的および体系的に理解してください.
詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「フィールドサイエンスセンター体験演習」と検索してしてください。


フィールドサイエンス実習(教育コース必修科目:2年次前期:1単位)

○○○○○○○○イメージ

農学系の分野にきたからには体験して欲しい科目

いわゆる“農場実習”です。

水稲、果樹、野菜の生育調査・観察を通じて栽培管理を体験学習します。
また、トラクター、刈払い機の安全操作法を修得します。

※「日本農業技術検定」2級実技試験免除に関連した科目です。
 単位取得(2年次10月以降)により2級の実技試験が免除されます。
詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「フィールドサイエンス実習」と検索してください。


環境土壌学実験(教育コース必修科目:2年次後期:1単位)

○○○○○○○○イメージ

教育コース必修科目「植物・土壌と水」と対応した実験科目

土壌とは何か?を実際に体験できる科目です。

農業を行う上でも、土木施工においても土壌の性質を知り、それを体験しておくことはとても大切なことです。

土壌中の水の流れ
土壌中の熱の流れ
土壌中の物質の流れ

いろいろ計測することで土壌の性質が見えてきます。

詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「環境土壌学実験」と検索してしてください。


測量学実習(教育コース必修科目:2年次前期:1単位)

○○○○○○○○イメージ

農地を作る、道路を作る、橋を架ける、屋外でなにかを作ろうと思ったときに最初に必要となる技術が測量です。
測量学(教育コース必修科目:2年次前期:1単位)に対応した実習です。

“測量学実習”は測量における基礎的な技術の修得を目指します。

距離を測る、高さを測る、角度を測る、地物を地図におとす。
単純で簡単なようで難しい測量技術を体験します。
基礎的な測量用語や測量器具の扱い方などは、農業土木・土木系技術者にとっては必須の知識・経験です。

詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「測量学実習」と検索してしてください。


公共事業インターンシップ(教育コース必修科目:3年次夏期集中:1単位)

○○○○○○○○イメージ

 農業土木教育コースでは、
農林水産省の国営事業所・(独)水資源機構の事業所・農村工学研究所
において、実際公共事業が行われている現場でのインターンシップを必修科目として用意しています。

公共事業が果たしている役割と意義を理解し、実務経験をすることで大学の専門講義を振り返るとともに、以降の自身の進む道を固めてください。






※ 公共事業へのインターンシップで得られる経験は、就職活動時のエントリーシートでもアピールポイントとして書きやすいものとなります。
※ このインターンシップの内容が国家公務員総合職試験の面接で聞かれることがあります。
  お客様気分ではなく、事業を客観的に見て改善点なども考えながら取り組むと日本の農業の課題が見えてくることもありますよ。

公共事業インターンシップ実習内容(例)
1日目 事業概要  現地研修(頭首工他)
2日目 水質調査  流量観測 {外業}
3日目 生物調査 {外業}
4日目 工事積算演習 {内業}
5日目 AM:土地改良区維持管理実習 (○○改良区)
    PM:安全パトロール {外業}
6日目 現地研修 (排水機場 他)
7日目 現場監督実習{サイホン建設工事}
8日目 設計業務監督実習{用水調査}
9日目 意見交換、質疑応答
10日目 実習成果発表


詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「公共事業インターンシップ」と検索してしてください。


CAD演習(教育コース必修科目:3年次前期:2単位)

○○○○○○○○イメージ

イメージを形にしていく科目です。

ものを作るときに頭に思い浮かんだイメージは、
だれもがわかる設計図として描き出していくことで実際の構造物にすることができます。

CADはそのような設計図を描くソフトのことです。

設計図の描き方を学習することで、逆に他の人の描いた設計図を読み解く能力も養われます。

  演習には積極的に取り組み、是非図面を読み解き描き出す能力を磨いてください。

詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「CAD演習」と検索してしてください。


水理実験(教育コース必修科目:3年次通年:1単位)

○○○○○○○○イメージ

水の流れを観測し数式で読み解いていく科目です

ゆっくり流れる水と早く流れる水の性質の違いを知ったり、
エネルギー保存則(ベルヌイの定理)から水の速さを求めたり、
流れる水の量を測ることの難しさを実感したり、
流れている水面の変化が数式で表現できたり

とにかく、水の流れが美しい数式で表される面白さがあります。






※ 農業土木・土木系技術者の職場では、水理実験による水の流れの体験は、
  農業土木・土木系技術者の共通経験であり、知っていることを前提に仕事を任されることがあります。
  実験には積極的に取り組み、水理学の知識を技術的な経験に変える努力をしてください。

詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「水理実験」と検索してしてください。


コンクリート・土質材料実験(教育コース必修科目:3年次通年:1単位)

○○○○○○○○イメージ

コンクリートと土の性質と強さを体験する科目

コンクリートの強さを測るために円柱のコンクリートを作製し
破壊するまで圧縮させて強さを測定したりします。
コンクリートの内部状況をみる非破壊試験も体験できます。

また、土にはもっとも固くなる最適な水分量があることを知り
その水分量で作った土の塊の強さを測定したりします。

実験のコマ以外に計測する必要もありますが、
コンクリートや土が刻々と変化していく様子が感じられます。



※農業土木・土木系技術者の職場では、これらの実験で得られる経験は共通経験として、
 知っていることを前提に仕事を任されることがあります。
 それぞれの実験には積極的に取り組み、知識を経験に変える努力をしてください。

詳しくは、三重大ウェブシラバスにて「コンクリート・土質材料実験」と検索してしてください。

農村ワークショップ運営実習(教育コース必修科目:3年次後期:1単位)

○○○○○○○○イメージ

農業農村工学の実践の場では、農家、水土里ネット、行政、建設コンサルタンツ、ゼネコンなど多様な主体と意見を調整しながら物事を進めていく場面が多々あります。
多くの人の意見をまとめるための手法としてワークショップが用いられます。
この講義は、ワークショップ運営力を身に付けるための演習を主体とした講義です。



講義計画
1.講義の進め方とワークショップ体験「ワークショップ・ファシリテーターを体験しよう」
2.WS演習(農業農村の課題とソリューション)「地域資源の活用(人・モノ・コト)を学ぼう」
3.WS演習(合意形成とは・コミュニティづくり)「対話から深めてみよう」
4.WS演習(働き方ワークショップ・仕事・地域・学生)「コミュニケーション力を考えてみよう」
5.WS演習(実践活動との連携)「他大学生と学生間連携をしてみよう」
6.WS演習(相互ワークショップ・企画会議)「WSを企画してみよう」
7.WS演習(相互ワークショップ・実践会)「WSを実践してみよう」
8.中間実践演習(地域実践者とワークショップ)「みえのつどい分科会に参加」
9.専門知識を使った水環境学習のワークショップ
10.WS演習(プロジェクトWET1)「水に関する自然科学的ワークショップを体験しよう」
11.WS演習(プロジェクトWET2)「水に関する社会科学的ワークショップを体験しよう」
12.WS演習(水防災机上演習)「水防災に関するワークショップを体験しよう」
13.『農業用水』に関するグループ発表
14.WS演習(相互ワークショップ・企画会議)「農業用水を伝える環境教育WSを企画しよう」
15.WS演習(相互ワークショップ・実践会)「農業用水を伝える環境教育WSを実践しよう」


バナースペース

農業土木学講座
産学官民連携実績

(官)三重県農林水産部
   農業基盤整備課
学官連携協議会(2004年〜)


(民)水土里ネットみえ
学官連携協議会(2004年〜)


実践農業土木学(旧称:実践農業農村工学)(非常勤講師)(2004年〜)
(官)農林水産省東海農政局
(官)三重県農林水産部
(官)愛知県農林水産部
(官)三重県県土整備部
(官)津市教育委員会
(民)三重県水土里ネット
(民)愛知県水土里ネット
(産)三祐コンサルタンツ
(産)NTCコンサルタンツ
(産)若鈴コンサルタンツ
(産)清水建設
(産)鹿島建設


農業土木学キャリアアップ演習(旧称:農業農村工学キャリアップ演習)(非常勤講師)(2011年〜)
(官)国土交通省中部地方整備局


(官)農林水産省東海農政局
   農村計画部・整備部
連携・協力協定(2016年〜)


(団体)(独)水資源機構
   中部支社
連携・協力協定(2016年〜)
(水資源管理・施設分野)


(産)(一社)農業土木
   事業協会
連携・協力協定(2019年〜)


(団体)(公財)三重県建設
   技術センター
建設技術研修への協力