海洋生物学
海洋生物資源である魚介藻類の維持・増大や,海洋生態系の保全・管理は極めて重要な課題である。本教育研究分野では,海洋生物の多様性と生理,生態,病理,行動,遺伝などについて遺伝子,細胞,個体,個体群,群集,生態系といった種々のレベルで解析し,資源育成管理,漁獲,海洋生物の持続的有効利用法,ICT水産業について,新しい技術体系を構築するために教育研究を行う。連携大学院・水産技術研究所においては,魚類の発生遺伝学,育種学および栄養代謝学を中心として多様性機能の解明とその有効活用に関する教育研究を行う。
研究トピック
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【プレスリリース】天然海域におけるアサリの食性を解明-珪藻特異的DNAメタバーコーディングに基づくアサリの食性解析-
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【プレスリリース】イルカの糞,垢,母乳の炭素・窒素安定同位体比から食性推定が可能に
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【特集:学生へのインタビュー取材06】近くて遠いスナメリの不思議を知りたくて
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西谷響さんが,イルカのオスの「社会的老化」について研究発表を行い、第19回霊長類学・野生動物学(PWS)国際シンポジウムにてポスター賞2位を受賞!
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謎多き身近なイルカ「スナメリ」の社会の一端を解明
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本研究科の八木原風さんらのイルカの年齢推定に関する研究成果が、国際誌''Marine Mammal Science''に掲載され、マスコミ報道されています。