大気汚染学

講座必修科目 4年次・前期 (2単位)

担当教官

福山薫 (環境解析学)

授業の目的およびねらい

世界の都市域で環境・社会問題となっている大気汚染に関して、その歴史、汚染発生源や大気中で生じている光化学反応について考える。また、地球温暖化やエネルギー問題で注目を浴びている大気メタン、メタンハイドレートや都市のヒートアイランド現象等について、観測結果等を実際に解析しながら理解を深める。

授業内容

  • 1. 大気汚染概論
  • 2. 大気汚染の歴史
  • 3. 対流圏の光化学
  • 4. 成層圏オゾン層の光化学
  • 5. メタンの化学と地球温暖化問題
  • 6. メタンハイドレートの問題
  • 7. ヒートアイランド現象と都市気候
  • 8. 課題発表・まとめ
  • 授業は主にゼミ・演習形式で行い、課題発表を何度か課す。

教科書・参考文献等

  • エネルギーと大気, 山元・福山訳, 共立出版 (参考書)

履修資格・関連する科目等

「大気科学 I」および「大気科学 II」既習者に限る。

成績評価の方法

小テスト、レポート、出席等で総合評価する。