地球流体力学

講座必修科目 2年次・後期 (2単位)

担当教官

関根義彦 (海洋気候学)

授業の目的およびねらい

天気予報や海洋環境問題に必要な大気と海水の運動の基礎論

授業内容

天気予報や海洋の埋め立て工事などの影響に関する海洋環境アセスメントで扱う大気や海水の運動は気体と液体の差がありますが、流体という見方をすと共通して考えることができます。 実際、大気と海洋の運動は共通面が多く、同じ形の方程式で記述されます。 この方程式などを分かりやすく講義します。さらに、スーパーコンピュータなどを用いた天気予報のやり方や海洋環境アセスメントの実態、黒潮や親潮の変動、エル・ニーニョや世界の異常気象などについても講じます。 気象予報士や海洋アセスメント関連の仕事と極めて関連の深い内容です。

教科書・参考文献等

  • 海洋物理学概論, 関根義彦, 成山堂書店 (教科書)
  • 海洋環境アセスメント, 関根義彦, 成山堂書店 (教科書)

履修資格・関連する科目等

特になし

成績評価の方法

期末試験