農林環境科学コース
- 食料問題の解決や豊かな環境維持の方策と
技術を身につけます。 - 農学専修では、生命農学と社会科学の視点からフードシステムを理解し、食料問題の解決や豊かな環境維持の方策と技術を身につけます。森林科学専修では、森林生態系の自然環境や生物多様性を学び、地球温暖化の抑止や脱炭素社会を実現する森林資源の持続的な利用に必要な技術を身につけます。農業工学専修では、農村空間や環境の保全修復、食料生産、資源循環、資源有効利用に関わる基礎理論を学び、それらのスマート化に必要な技術を身につけます。
1年生
- 学ぶ科目:学部必修
- ■生物資源学総論 ■フィールドサイエンスセンター体験演習 ■技術者倫理(3年生) ■卒業研究(4年生)
- 学ぶ科目:学科選択必修
- ■農林環境科学概論 ■海洋生物学 ■応用生命化学概論(2科目を選択して修得)
2・3・4年生
(2年生からは、3つの専修に分かれて学びます。)
農学専修
育種学・作物学・園芸学・畜産学・植物病理学・昆虫学・生態学といった生命農学への理解を深めつつ、経営学・経済学等の社会科学の視点から俯瞰することにより、生産から消費者までをつなげる流れ、すなわちフードシステムとして農学を学びます。これにより、食料問題の解決や緑豊かな環境を維持し、生物資源を利活用する方策や、技術、システムの評価手法を学び応用することを通じて、地域社会から世界へ貢献することを目指します。
- 学ぶ科目:コース選択必修
- ■植物学 ■食料・資源経済学 ■農地工学 ■農場・演習林実習 ■生理学 ■細胞生物科学 ■植物保護学 ■農業生物学実験 ■農作物生育制御概論 ■フィールドサイエンス農場実習Ⅰ ■植物遺伝育種学 ■作物学 ■園芸学 ■動物生産学 ■植物病理学 ■昆虫学 ■動物飼料学 ■農業経営学 ■食農システム学 ■農業化学実験 ■フィールドサイエンス農場実習Ⅱ ■フィールドサイエンス農場実習Ⅲ ■農林統計学 ■農学科学英語 ■資源動物学 ■農学演習Ⅰ ■農学演習Ⅱ ■農学演習Ⅲ その他(選択・自由科目)
- 研究内容
- ◎農業に関する生物・社会科学的研究 ◎動植物の栽培や生産に関わる分子生物学的研究 ◎農業や環境に関する生態学的研究
- 専修関連の研究室
- ◆分子遺伝育種学 ◆資源作物学 ◆園芸植物機能学 ◆動物生産学 ◆草地・資料生産学 ◆植物医科学 ◆昆虫生態学 ◆循環経営社会学 ◆国際資源植物学 ◆国際資源利用学
森林科学専修
森林は、世界の陸地の 30%をおおい、陸上の生物現存量の 90%にも達する巨大な生物群集です。地球環境の維持に加えて、生物多様性保全、国土保全、水源かん養などの機能を持ち、その恵みである木材は再生可能で、建築材料、木質材料、バイオマス資源として重要です。森林科学専修では、森林生態系の自然環境や生物多様性を学び、地球温暖化の抑止や脱炭素社会を実現する森林資源の持続的な利用に必要な技術を身につけます。
- 学ぶ科目:コース選択必修
- ■植物学 ■食料・資源経済学 ■農地工学 ■農場・演習林実習 ■生理学 ■森林微生物機能学 ■木質資源工学 ■FSC演習林実習Ⅰ ■農業経営学 ■森林・緑環境計画学 ■森林利用・情報学 ■森林化学 ■森林育成学 ■森林生物学実験 ■森林化学実験 ■FSC 演習林実習Ⅱ ■農林統計学 ■森林生態学 ■森林科学英語 ■FSC 演習林実習Ⅲ ■FSC 演習林実習Ⅳ ■森林科学演習 その他(選択・自由科目)
- 研究内容
- ◎森林の生態系保全と生物多様性に関する研究 ◎森林資源の持続的な利用と管理に関する研究 ◎木質資源の高度利用に関する研究
- 専修関連の研究室
- ◆森林保全生態学 ◆森林微生物学 ◆森林総合環境学 ◆緑環境計画学 ◆森林環境砂防学 ◆森林利用学 ◆木質資源工学 ◆木質分子素材制御学
農業工学専修
多様な生態系、地域社会、食料生産活動が共生する循環型社会の実現に向けて、農村空間や環境の保全修復、食料生産、資源循環、資源有効利用に関する先端技術の基礎理論を学びながら、それらをスマート化するために必要な技術を身に付けます。特に本専修のカリキュラムの特徴は、地域環境や生物生産現場を対象とした農村・農地・水資源の開発と保全、自然災害対応、システム開発、センシングを行う上で必要となる技術やスキルを実践的に身に付けるところにあります。
- 学ぶ科目:コース選択必修
- ■植物学 ■食料・資源経済学 ■農地工学 ■農場・演習林実習 ■環境系数学 ■応用数学 ■国際環境保全学(英語) ■応用力学Ⅰ ■農業経営学 ■プログラミング ■応用力学Ⅱ ■数値計算法 ■基礎水理学 ■農業情報ネットワーク ■実践データサイエンス ■農業工学現場実習 ■フューチャーアース論 その他(選択・自由科目)
- 研究内容
- ◎人工知能を搭載した農業ロボット・センサシステムの開発 ◎持続的農業のためのICTを利用したスマート水管理システムの開発
- 専修関連の研究室
- ◆応用環境情報学 ◆生産環境システム学 ◆生物環境制御学 ◆エネルギー利用工学 ◆フードシステム学 ◆農村計画学 ◆土資源工学 ◆水資源工学 ◆農地工学 ◆水利施設工学 ◆土壌圏システム学 ◆土壌圏循環学 ◆フューチャー・アース学 ◆地球システム進化学 ◆環境解析学
取得可能な免許・資格・高等学校教諭一種免許(理科・農業・水産)
・樹木医補、測量士補(農業工学専修)、学芸員、修習技術者(JABEE農業土木プログラム)



最近の出来事
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令和7年度前期 大学ファーム「楽農講座」が始まりました。
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日本設備管理学会東海支部学生研究発表会にて柴垣仁美さんが最優秀奨励賞を受賞!
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日本設備管理学会東海支部学生研究発表会にて伊東万織さんが最優秀発表賞を受賞!
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令和6年度後期 大学ファーム「楽農講座」全日程終了しました。
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2/26放送の東京MXテレビ「堀潤激論サミット」にて、野中寛教授による脱・紙ストロー問題についてのコメントが紹介されます。【放映後配信されています】
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2/19放送のFMラジオJFN「OH! HAPPY MORNING」にて野中寛教授が紙ストロー・ウッドストロー等について解説します。【終了しました】
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本研究科の岡島賢治教授が進めるプロジェクトが御浜町役場にてパネル展を実施しています。2/7~2/12【終了しました】
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2/12夕方放送のTBS「Nスタ」にて、野中寛教授によるバイオマスプラスチック製ストローについての解説が紹介されました。【動画公開中】
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2/11放送の日本テレビ「news zero」にて本研究科の野中寛教授によるバイオマスプラスチック製ストローに関する解説が紹介されました。【動画公開中】
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東紀州サテライトセミナー「よるしゃべ」2/20開催のお知らせ【終了しました】
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2/10放送のフジテレビ情報番組「イット!」にて野中寛教授による紙ストローに関する解説が放映されます。【放映終了。動画公開中】
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本研究科の野中寛教授が「リサーチコアセミナー」第20回に登壇しました。
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令和6年度後期 大学ファーム「楽農講座」第5回目みかんの缶詰めが終了しました。
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松阪多気サテライト開設記念セミナーが開催され、本学部の牧野壮真さん、 川﨑千央さんが講演しました。
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「朝日土木株式会社奨学金」採用伝達式が行われました
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1/24松阪多気サテライト開設記念セミナー開催のお知らせ【終了しました】
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1/14日本農業新聞に、有機栽培米の食味や購買意欲に関する関谷信人教授らの研究成果が掲載されました。
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令和6年度 前期 教育貢献表彰!10-25名の部門:福島崇志教授
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SDGs AICHI EXPO 2024にて、岡島賢治教授が講演を行いました。
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令和5年度 後期 教育貢献表彰!46名以上の部門:坂井勝准教授
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日本設備管理学会東海支部学生研究発表会にて中島慶さんが最優秀発表賞を受賞!
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NHKにて、神事用の大麻に使う機械の復元について諏訪部教授によるコメントが放映されました。【動画配信中】
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SFEM2023にて大橋岬平さん,大野泰佳さんがベストポスター発表賞を受賞しました!
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三翠Grant
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附帯施設演習林の写真が学内写真コンテストで優秀賞を受賞しました!
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渕上佑樹准教授のFD講演会を開催!
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森林資源環境学教育コースの森林調査の実習が三重大 Lectureナビに紹介されました。
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吟醸梅酒「三重大学」の梅を使用した梅パイを販売!
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梅崎輝尚教授が三重大学で栽培した大豆が宇宙から帰還。相可高校生が受け継ぐ